剛力彩芽
剛力彩芽

 ZOZOTOWN社長・前澤友作氏とのオープンな交際をインスタグラムに投稿したことで話題になった女優の剛力彩芽。そんな剛力のこれまでを振り返ってみたい。

 幼少の頃からダンスを習い目立ちたがり屋でもあった剛力は、小学4年生でモデル事務所に所属し、中学に入ると演技レッスンも受けるようになった。ちなみに剛力は2002年開催の第8回全日本国民美少女コンテストの2次試験で落選しているのだが、そのときの会場でスカウトされた。落ちた子をスカウトするとは驚きだが、芸能事務所のスカウトマンには先見の明があったのだろう。

 今となってはショートカットヘアがすっかり定着している剛力。しかし実はデビュー後しばらくはロングヘアで活動しており、『Seventeen』(集英社)では専属モデルを務めていた。

 ちなみに、この頃『Seventeen』のインタビューで、“ぶっちゃけ、自分のことカワイイと思う?”という質問に対し、“まぁ…思ってます(笑)。思ってないと、やってられないかも”と回答。自信家であることをうかがわせた。

 鈴木亜美主演で話題になった昼ドラ『愛の劇場 ラブレター』(TBS系、2008~2009)では、主人公の同級生の中高時代を演じているのだが、このときの剛力は“ちょっと意地悪なところのあるイマドキ女子”といった役どころだったこともあり、元気でハツラツとしたイメージはなかった。

 そんな剛力のイメージを一気に変えたのが、髪をバッサリ切って出演した2011年1~3月の月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)だった。その後の剛力の活躍ぶりは言うまでもないだろう。同年7~9月の連続ドラマ『IS(アイエス) 〜男でも女でもない性〜』(テレビ東京系)で初主演を務めた。また、ドラマだけでなくCM出演の機会も増え「剛力彩芽」の名は全国に知れ渡った。珍しい名前で覚えてもらいやすかったというのも、あるかもしれない。

 2012年からは山崎製パンの「ランチパック」のCMに出演。自らが歌う『友達より大事な人』がCMソングに採用され、踊った「プロペラダンス」も話題になった。

 10代の頃の広末涼子上戸彩のようにショートヘアの女性芸能人がブレイクしたケースもあるとはいえ、10~20代の女優やモデルを見渡せば、ロングヘアやセミロングの子が圧倒的多数。剛力のように元々ロングヘアで売っていた子が髪をバッサリ切るというのは、ある意味異例。ショートヘアだと役のイメージに合わないと仕事の幅が狭まるリスクもあっただろう。しかし剛力はショートヘアにすることにより、自身の持っている魅力を引き出し、さらに他の同年代の女性芸能人との差別化にも成功したのだ。

 数々のドラマや映画に出演し、近年は『女囚セブン』(テレビ朝日系、2017)『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系、2018)などでのコミカルな演技で、好評を得ている剛力彩芽。今や25歳と、大人の女性だ。オープンな恋愛をするようにもなったが、今後女優としてどんな演技を見せてくれるのか、注目だ。

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