矢口真里
矢口真里

 歌手の倖田來未が、過去3度の引退危機に直面していたことを明かした。1回目はデビュー3年目、大きなタイアップのついた『real Emotion』が出たとき、大きなタイアップがついて売れない歌手は見たことがないと言われ続け、売れなかった場合は「私の声が求められていない」と考え、引退しようと思っていたという。そして2回目は、ラジオで不適切発言をしたとき。3回目は、結婚後、息子が生まれたときに、家庭に入るか歌を続けるか迷ったという。夫から「サポートするから好きにしていいよ」と言われ、復帰を決めたそうだ。

 何度も引退の危機を迎えながら、危機を乗り越え、復活した倖田來未。芸能界には、彼女のように引退危機を乗り越え、再び活躍している人たちも多い。

 モデルで女優の西内まりやは、2018年7月20日、自身のインスタグラムで所属事務所との契約が満了したことを報告したが、その際「実は一度、表現する道を歩む事を諦めようと考えた」とつづっており、引退も考えたことをうかがわせている。しかし「何度も心と話し合い、もう一度チャレンジしたいと思いました。一歩ずつ精進していこうと思っておりますので、今後とも応援よろしくお願い致します」と、活動再開に向けての意気込みを表明していた。

 17年に、「不当拘束」など所属事務所との対立がささやかれ、引退危機の噂もあったタレントのローラは、18年4月に自身のツイッターで、事務所と「よく話し合い和解をしました」とコメント。「これからも沢山の夢を追いかけて頑張ろうと思います。今後ともよろしくお願いします」と前向きな言葉を発信。海外で活動するために、アメリカの2つの事務所と契約したことも報告している。

 歌手の青山テルマは、18年7月に放送されたバラエティ番組で、ブレイク後に引退危機があったことを明かしている。08年にシングル『そばにいるね』が大ヒットした青山。その後、数々のラブソングをヒットさせるも、当時はネイルから服までスタイリングを決められ、イメージを作られていたという。そんな状況に対し、「“青山テルマ”という作られた人に私が寄り添っていた」と、窮屈さを感じていたという青山。それを「面白くない」と感じ始め、「面白くないなら、やめるしかない」と思っていたという。そして「もう1回、自分がやりたいようにやってみよう」と考え、バラエティ番組に進出。赤裸々トークなどで注目を集めるようになり、現在の快進撃につながったようだ。

 元モーニング娘。矢口真里も引退を考えた一人。13年5月に、元モデルの男性との不倫が発覚し、すべてのレギュラー番組を降板して謹慎というペナルティを受けた。18年8月に放送されたバラエティ番組で、当時を振り返り「80%引退を考えた」と告白。しかも、謹慎中に、相手の男性が反社会的組織の一員であるとか、夜の店で働いているなど、根も葉もない噂が流れ、その誤解を解くため「自分で説明しなきゃいけない」と思い直し、復帰を決めたという。

 引退という、芸能人としての危機を乗り越えた5人。それぞれ困難を乗り越え、新たな挑戦を続ける姿には勇気づけられる人もいるだろう。今後の彼女たちの活躍にも注目したい。

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