羽生結弦選手
羽生結弦選手

 9月22日、フィギュアスケートの羽生結弦選手(23)が、今季初戦となる「オータムクラシック」で優勝。金メダルを獲得した平昌五輪以来となる大会を制し、ファンから歓喜の声が上がった。

 カナダのオークビルで開催された「オータムクラシック」に出場した羽生選手は、9月21日のショートプログラムで97.74点で1位を獲得。翌22日のフリープログラムは、自ら『Origin』と命名したプログラムを初披露した。

 羽生選手は『Origin』用の新衣装に身を包み、しゃがみこみながら両腕を大きく広げて演技をスタート。4回転サルコウなど、ジャンプのミスはあったものの、ラストは氷上に右膝をつき、左手を力強く天に突きあげるポーズを見せてファンを魅了した。

 羽生選手のフリープログラムは165.91点で2位になったが、前日のショートプログラムの得点と合計し、263.65点で見事優勝を果たした。

 しかし、競技後の羽生選手は納得がいかない様子で、「悔しい。ただ単に自分の実力不足が出ているなという感触がありました」「これから練習して、しっかりとこのプログラムの構成に耐えうる体を作らなくてはと思います」とコメントしていた。

 羽生結弦選手の今季初優勝に、ファンからは祝福のコメントが殺到。ネットでは「優勝は本当めでたい!」「本人は悔しそうだけど、ともかく優勝おめでとう」「ゆづゆづの優勝でテンションマックス!」「優勝した瞬間大声上げた……今日は赤飯炊かなきゃ」「1位やったぜ! 優勝してもストイックな姿勢を崩さないのはさすが」「演技が終わったら自然と涙が……本当に1位でよかった」「素晴らしい……やっぱり羽生くんは日本の誇りだわ!」など、歓喜のコメントが相次いでいた。

「羽生結弦選手が今回初披露した新プログラム『Origin』は、元世界王者のエフゲニー・プルシェンコ氏(35)が使用していた楽曲をアレンジしたものです。8月31日に行われた会見で、羽生選手は、プルシェンコ氏に最大の敬意を払いつつ“僕にとっても大切なプログラム”“自分の中で完成させることができたら”と、新プログラムへの意欲を語っていました。今回のフリーの競技後、羽生選手はかなり悔しがっていましたが、本人にとっては不本意な内容だったようですね」(スポーツライター)

 今季初戦のプレッシャーの中、見事優勝した羽生選手。新プログラム『Origin』の完璧な演技が見られる日は、そう遠くなさそうだ。

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