藤田ニコル
藤田ニコル

 9月28日の『金曜★ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、女性芸能人のスポーツ女王を決める企画が放送された。そこでタレントの藤田ニコル(20)が、親友のみちょぱ(19)の総合優勝をアシストし、多くの視聴者を感動させたようだ。

 この日の番組では、毎年恒例の「女性芸能人スポーツテスト2018」を実施。アイドルからお笑い芸人まで22名の女性芸能人が集結し、さまざまな種目で競い合うことに。昨年の総合優勝者は、モデルのみちょぱで、今回も優勝候補の筆頭として登場した。

 ニコルとみちょぱは、最初の女子50メートル走の予選を1位通過。その後行われた「上体そらし」「ロングスライディング」といった競技では、みちょぱが連続で2位に入り、50メートル走の決勝では、ニコルとみちょぱの直接対決が実現した。

 だが、結果は伏兵の鈴木奈々(30)が1位でゴールし、みちょぱはまたしても2位。ニコルは4位に沈んだ。ニコルは自分の不甲斐ない結果に落ちこみ、「プライベートもクソですし、メンタルがちょっと……」「これを頑張って、今日終わるじゃないですか。誰に報告したらいいんですか?」と、愚痴っていた。

 続いて行われた走り高跳びでは、みちょぱが順調に成功を続け、総合優勝争いのライバルである高橋ユウ(27)との一騎打ちに。しかし、みちょぱは高さ118センチに挑戦する際、踏み切りで足をひねってしまい失敗。すぐに病院に運ばれ、残りの競技には出場できなくなった。

 こうして迎えた最終種目のチーム対抗リレーでは、勝利チーム全員に得点が加算されることから、みちょぱにも総合優勝の可能性は残されていた。そのみちょぱの代役として、親友のニコルがアンカーの大役を任された。

 スタート前、ニコルは「ハチマキを、ぶりっこじゃないけど2つつけました」と、ツインテールにみちょぱのハチマキもつけたことを告白。そして対抗リレーがスタートすると、ニコルの赤チームが若干リードを保ったまま、最後のアンカー対決に。ライバルの青チームのアンカーは、50メートル走でみちょぱを破った鈴木奈々だったが、バトンリレーでもたつく間にニコルが引き離し、ニコルは見事1位でゴールした。

 この赤チームの勝利によって、みちょぱの総合優勝も決定。山崎弘也(42)が「にこるんの力でもあるよ、これ」と称賛すると、ニコルは「ちょっと、おいしいごはんでも連れてってもらいます」と笑顔を見せた。

 そんな藤田ニコルとみちょぱの絆に、視聴者も感激。ネットでは「にこるんちゃん頑張ったね~。最後のリレー、みちょぱちゃんの分までよくやった!」「にこるんのツインテールのハチマキって、みちょぱの分か! 最後の走りに感動した」「ロンハー見て、藤田ニコルがすごい好きになった」「ニコルが、みちょぱのハチマキを巻いて走っているのを見て、泣けた」など、2人の友情に涙する人までいたようだ。

「みちょぱは、番組放送後に自身のツイッターで、このときのことをツイートしています。“最後のリレー出れず、にこるがあたしの分のハチマキも巻いて勝ってくれたおかげで総合優勝もできて、ありがとうにこちゃん”“みちょぱの分まで頑張ったよってLINEくれてあの時の優しさはしみました…”と、藤田ニコルに感謝を述べていましたね。ちなみにみちょぱは、ちゃんとニコルに食事をおごってあげたそうですよ」(芸能誌ライター)――バラエティとは思えない、ドラマチックな結末!

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