ついに、各テレビ局で秋の改編による新番組がスタートした。
今回の改編で特に注目されていたのは、大幅リニューアルを敢行した『news zero』(日本テレビ系)。今年3月にNHKを辞めてフリーになった有働由美子アナ(49)がメインキャスターの座についたが、新体制で視聴率は大幅アップを記録。上々のスタートを切った。
一方で、9月までキャスターを務めた村尾信尚氏(63)や女優の桐谷美玲(28)をはじめ、嵐の櫻井翔(36)、岩本乃蒼アナ以外のレギュラーは今回のリニューアルで全員降板。有働アナのギャラが高額すぎて、他の出演者にしわ寄せがいったとも言われている。
「一部報道では、番組1本100~150万円程度とも伝えられていましたが、そうなると年間3億。ちなみに、『報道ステーション』(テレビ朝日系)の新キャスター・徳永有美アナは1本50万だそうですから、日本テレビの気合いの入れようが分かりますよね」(芸能記者)
同じく日本テレビ系の『火曜サプライズ』では、ロンドンに留学するウエンツ瑛士(32)に代わり、ヒロミ(53)が新MCに就任。こちらもベテラン大物芸人だけに、さぞ高額なギャラを手にしていそうだが……。
「今回ヒロミさんのギャラは、1本150万円と言われています。ゴールデンのメインMCを務める大御所としては、これはけっして高くない。ヒロミさんクラスがこの金額で使えるなら……と日テレ側が起用を決めた部分もあるのではないでしょうか」(前同)
ヒロミの新MC起用が発表されると、ネットでは一部の番組ファンから「ウエンツのほうが良かった」「番組テイストが変わってしまう」といった不満が上がっていたが、実力は確かだけに“良い買い物”なのかもしれない。
大御所と言えばもう1人。所ジョージ(63)が10月22日スタートの新番組『新説!所JAPAN』(フジテレビ系)でMCを務める。所としては、実に17年ぶりのフジ系番組MCになるという。
「今回の新番組は月曜午後10時で、かつて『SMAP×SMAP』が放送されていた枠。『スマスマ』終了後には、『もしかしてズレてる?』や『世界の村のどエライさん』が放送されましたが、どちらも短命に終わっています。そこで、国民的人気者である所さんを頼ることになったみたいですね。ギャラは、大御所だけに1本あたり200万円程度と少々高額なようですが、局側はそれでも『スマスマ』に次ぐヒット番組を早く作りたいのでしょう」(テレビ局関係者)
10月からの新MCたちがギャラに見合った働きをするのか注目だ。