三遊亭円楽、肺がん手術…『笑点』に世代交代の波!?の画像
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 国民的演芸番組『笑点』(日本テレビ系)が大ピンチを迎えている。9月29日、大喜利メンバーの三遊亭円楽(68)が、初期の肺がんを患っていることを所属事務所の公式サイトを通じて発表したのだ。「1966年の番組開始から出演を続け、司会者勇退後は永世名誉司会者として、変わらぬ存在感を発揮していた桂歌丸さんが、7月に亡くなった直後だけに、ファンに衝撃が走りました」(芸能記者)

 同日、円楽は番組の収録のない10月4日からの8日間を治療期間とし、その間に手術を行い、13日の収録から仕事に復帰する予定と発表。深刻な病状ではなさそうに見える。だが、「円楽は、現在の『笑点』の精神的支柱。彼の腹黒キャラと毒舌目当てのファンも多く、不在となると番組の大きな柱を失うこととなりますから、とても代わりがききません。声が生命線である噺家にとって、肺がんは初期とはいえ、軽視できないはずです。円楽は番組への責任感から、早期の復帰を決めたのでしょう。本来なら、もう少し時間をかけて治療に専念すべきであることは間違いありません」(前同)

 では、今後、円楽が予定通りに復帰できない場合、『笑点』はどうなるのか。「実は、林家木久扇(81)も、これまでに胃がんと咽頭がんの経験があり、現在も健康不安を抱えています。他にも三遊亭小遊三も71歳、三遊亭好楽は72歳と、いずれも高齢になってきている。数年後には、ガラッと番組の様子が変わっている可能性は否定できません」(番組制作会社関係者)

 我々が長年、親しんできた『笑点』の姿が変わってしまうのは寂しい限り。だが、番組に近い、ある日テレ関係者は、「長い歴史によって形作られてきた番組の骨格は、そう簡単に揺るぎません」と、本誌に力強くこう話すのだ。

「円楽の肺がんには驚かされましたし、まだまだ頑張っていただきたい。ですが、大喜利メンバーの高齢化は想定内で、現在もBS日テレ『笑点特大号』の若手大喜利で、新たな才能の発掘と育成を行っています。その中から昇格させてもいいし、木久扇には木久蔵、好楽には王楽という息子もいて、ポジションの世襲の可能性もある。メンバーが入れ替わっても、その魂が薄まることはありません」

 今年の春には、視聴率の低迷が報じられたが、最近は、15%~20%の高視聴率を堅持。今後の『笑点』は、世代交代が“焦点”となる!?

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