みやぞん(ANZEN漫才)
みやぞん(ANZEN漫才)

 10月21日放送の『世界の果てまでイッテQ! 秋の夜長におくる2時間拡大SP』(日本テレビ系)で、ANZEN漫才のみやぞん(33)がイタリアでカジキ漁に挑戦。超人的なミラクルを起こし、MCの内村光良(54)らを驚かせた。

 今回は成果が得られるまでけっして帰国しないという企画、“世界の果てまでイッタっきり”で、みやぞんがカジキを船の上から銛(もり)でひと突きするという、イタリア南部の豪快な伝統漁に挑戦することに。スタジオでみやぞんは「今までのロケの中で場所は最高でした」とコメントした。

 カジキ漁を教えてくれるのは、船長のフォルトゥナートさんと、いとこのマルコさん。2人は待ち合わせに2時間遅刻してきたのだが、その理由は朝の5時まで酒を飲んでいたため。「(二日酔いで)今、ちょっと気持ちが悪い」と苦笑いするフォルトゥナートさんをみやぞんが心配すると、「大丈夫、漁はちゃんと教えるから」と胸を張った。

 カジキを獲る船はパッサレッラという、高さ25メートルの監視台と、船首から突き出した長さ30メートルのブリッジがある船。みやぞんがカジキを突く場所はブリッジの先端で、使用する銛は長さ4メートルで重さ15キロ。揺れる足場と巨大な銛、この2つを攻略しなければカジキを突くのは不可能だという。

 カジキ漁の時間は午前9時から午後3時まで。しかし、カジキは見つからず、海峡をひたすらグルグル回るばかりで、二日酔いの船長は爆睡。結局、この日はカジキが姿を見せなかったため、みやぞんは港に戻って銛の突き方を教わることに。船長は「カジキは大切な収入源だ。おまえがちゃんと突けると確信できない限り、カジキは突かせない」と、厳しい言葉をかけた。

 しかし2日目もカジキは姿を見せず、挑戦は3日目に。みやぞんは「そろそろ(船長の)お手本が見られないと、本気でヤバい」と焦りつつも、ブリッジの先端で歌いながら待機していたところ、監視台から「カジキがいたぞ!」と知らせが。しかし船長は船室で昼寝中で、乗組員から「船長は間に合わない。みやぞん、おまえがやれ!」と指示され、みやぞんはカジキと初対面にして初対戦することに。

 カジキが見つからなくても、地道に船上で自主練習を続けていたみやぞん。距離およそ50メートル先にカジキの姿を捉えると、船を寄せて銛をひと突きした。「完璧だ、すごいぞ!」と歓声が沸き上がると、ようやく船長が起床。カジキを船に上げると体長は2メートル以上あり、見事に一発で仕留めたみやぞんに、船長は「俺の教え方が良かったんだ」と大喜びをした。

 VTRの終了後、スタジオで称賛の拍手を浴びると、みやぞんは「とりあえず、分からないけど感覚で(突いた)」とコメント。内村が「おまえ、やっぱ、漫画みてぇだな」と絶賛すると、ロッチ中岡創一(40)が母親に「(失敗ばかりしてるから)みやぞん君を見習いなさい」と言われたと明かし、スタジオの笑いを誘っていた。

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