安藤サクラ
安藤サクラ

 朝ドラファンにとって、大きな楽しみのひとつが『あさイチ』(NHK)冒頭での「朝ドラ受け」トーク。しかし、もうひとつ忘れてならないのが、ドラマの直前にオンエアされているニュース番組『おはよう日本』の“朝ドラ振り(送り)”だ。

 これは文字通り、『おはよう日本』のエンディングトークで、メインキャスターの高瀬耕造アナ(42)が朝ドラについて触れるというもの。

 たとえば『まんぷく』がスタートした10月1日には、いきなりその日のニュースに掛けて「台風も真夏日ももうお腹いっぱいです。“まんぷく”です」とアピール。

 24日の放送では、「続いては朝ドラ『まんぷく』です。亡くなった咲姉ちゃんがわりと、たびたび出てきてくれます。これを“わろてんか現象”と勝手に呼んでおります」とコメントし、朝ドラファンの間で大きな話題となった。

「前々作の朝ドラ『わろてんか』では、松坂桃李(30)演じる藤吉が、死後もたびたび幽霊として登場しました。今回の『まんぷく』でも、病気で亡くなった咲(内田有紀/42)が、夢枕に立つかたちでいまだによく出演しています。そんな“朝ドラあるある”を高瀬アナが見事に表現したことで、“高瀬さん分かってるね!”と朝ドラの熱狂的なファンのハートもつかんだようです」(テレビ誌ライター)

 実は高瀬アナの「朝ドラ愛」は、以前からファンの間では有名だった。

「NHKでは、12時45分から朝ドラの再放送がありますが、かつて高瀬アナはその直後の1時のニュースを担当。そのとき、ドラマが暗い展開で終わると悲痛な表情、幸せな終わり方をしたら明るい表情で、ニュース読みに入っていたんですね。ドラマの内容で顔が変わる“昼受け”だと、注目を集めました」(前同)

 そんな高瀬アナは、2017年4月から『おはよう日本』のメインキャスターを担当。朝ドラ直前の出演となり、より積極的な“朝ドラ振り”トークを繰り広げるようになったというわけだ。

 ちなみに、高瀬アナの“朝ドラ振り”が聞けるのは、7時55分ごろに放送される天気予報コーナーが終わった後のエンディングの数十秒間。ドラマに触れない日もあるが、朝ドラ視聴者ならぜひともチェックしたいものだ。

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