滝沢秀明
滝沢秀明

 9月13日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(87)が「ジャニーズ養成所」を設立することを発表。初代校長には今年限りで芸能活動を引退し、タレント育成やプロデュース業に専念する滝沢秀明(36)が就任すると見られている。

 この日、ジャニー喜多川社長は、事務所の公式サイトにメッセージを公開。「私の意思を継承してくれるタレントを絶え間無く育成する養成所を設立する事」が永年の夢だとつづった後、「タレント達にとって必要な基礎と応用の全てに対応出来る場所を作りたいと考えて温めてきた構想がいよいよ形になります」と、“ジャニーズ養成所”の設立を宣言した。

「ジャニーさんは養成所設立にあたって新会社を立ち上げ、その社長に滝沢を据える予定だといわれています。まだ詳細こそ明かされていませんが、来年3月には滝沢が社長就任および養成所の校長になると見られていますね。養成所自体も、早ければ4月から開校するのでは」(ジャニーズに詳しい芸能記者)

 これまでも事務所内にレッスンスタジオは存在したが、養成所は歌や踊りといったパフォーマンスはもちろん、エンターテイメント論やコンプライアンスなども学ぶ、まさに学校のようなものになるという。

「ジャニーさんの悲願でもある養成所がこれまで設立されなかったのは、なんといってもジャニーさんのタレント育成ノウハウを理解している“先生役”がいなかったからでしょう。その点、滝沢は“ジャニーズの申し子”で、ジャニーさんからの信頼も厚いですから、先生としてこれほどの適任者はいない。滝沢ありきの養成所設立といっても良いかもしれません」(前同)

 また、ジャニーズ事務所内の影響力の大きさも、滝沢はジャニー喜多川社長に近づきつつあるという。

「SMAP解散や元TOKIO山口達也(46)の不祥事をはじめ、ここ数年ジャニーズではさまざまな問題が噴出。約500人いるジャニーズJr.の中には“ジャニーズを辞める”と考える者も少なくなかったといいます。しかし、滝沢が事務所の運営サイドに入ることが決まったことで、“退所せずに続ける”という声が続々と上がったそうです。今や滝沢の信頼感、カリスマ性はかなりのものです」(同)

 ジャニーズ事務所は、80億円ともいわれる資金を投じて、渋谷駅前の超一等地に新本社ビルを構えた。養成所もこのビルに入るといわれている。来年の4月以降、“滝沢校長”が、ここで新たなジャニーズ伝説をスタートさせる――。

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