みやぞん(ANZEN漫才)
みやぞん(ANZEN漫才)

 11月18日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に、ANZEN漫才のみやぞん(33)が出演。予定していた大学進学を、ある天然すぎる理由で断念していたことを明かした。

 この日、みやぞんは相方のあらぽん(33)とともにゲストとして登場し、プライベートの過ごし方などについてトークを展開。その中で、コンビ結成の話題になったところ、あらぽんは「中学卒業しているのに、進路が決まってなくて」とみやぞんの過去を明かし、MCを務めるくりぃむしちゅー上田晋也(48)らを驚かせた。

 中学を卒業したものの進学先の高校が決まっていなかった理由を上田晋也が聞くと、みやぞんは高校に進学できるほどの学力がなかったことから、「どこを受けていいかも分からない感じで時が過ぎていった」と説明。しかし当時、みやぞんが中学校の校庭でテニスの練習をしていたところ、たまたまスカウトに来ていた高校の野球部指導者の目に留まり、高校進学が決まったのだという。

 みやぞんはそのときの様子について、「たまたま(練習をしていた野球部の)ボールが飛んできたんです、テニス部に。それをおもいっきりバンと投げ返したらすごい肩だったらしくて、その(高校の)先生が“アイツが欲しい”って言って。それで(高校に)入れたんですよ」と、身振りを交えて説明した。

 続けて上田晋也が高校卒業後のことを聞くと、あらぽんが「(みやぞんは)高校を卒業して、お笑いやんのかなと思っていたら、“大学で野球やる”って言い出したんですよ」と、みやぞんが野球で大学進学を目指していたことを明かした。そのためにあらぽんがみやぞんに合わせて、自身も大学進学を決めたのだが、その後、みやぞんから「野球をやめる」と電話で急な宣言が。

 みやぞんによると、進学予定だった大学の野球部の練習に参加する際、地下鉄の千代田線を利用しなければならなかったが、どちらに向かう車両に乗っていいか分からなかったのだという。そして勘で乗車したものの、違う方向だったため途中で乗り換えるハメに。さらに翌日も翌々日も電車に乗り間違えてしまったというみやぞんは「“もうメンドくさい。やめたやめた”と思って」と大学進学をあきらめ、お笑いの道に進んだのだと明かすと、上田らもさすがに爆笑していた。

 みやぞんの高校球児時代の実力はかなりのもので、在籍していた都立荒川商業高校の野球部では、打者として4番を務めたほか、130キロを超えるストレートとキレのある変化球を武器にエースとしても活躍していたという。複数の野球の強豪大学からスカウトされたというが、もし大学に進学していたら、プロでの活躍も夢ではなかったかもしれない。

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