貴乃花
貴乃花

 11月27日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に元貴乃花親方(46)が緊急出演し、離婚の経緯などについて語った。

 この日、“WEニュース”のコーナーが放送されている途中、森圭介アナウンサー(40)が慌てた様子で、貴乃花がスタジオに来ているとアナウンス。MCの加藤浩次(49)や水卜麻美アナウンサー(31)が「聞いていない」と驚く中、急遽、貴乃花へのインタビューが行われることになった。

 驚きを隠せない出演陣の中、落ち着いた様子の貴乃花はスタジオに来た理由を聞かれると、「昨日、離婚の報道がこんなに大きくなるとは思わなかったので、ちょっと本人もビックリしてまして」と、突然の報道に驚いたとコメント。加藤浩次が離婚について話してもらえるのか確認すると、「はい」としっかりした口調で答えた。

 貴乃花はその後、離婚は2人で話して決めたこと。引退など自身の身に変化が多く起きたので、お互いの道を行こうと考えたこと。さらに元妻の河野恵子さん(54)については、「新しい道をのびのびと行ってほしいなっていう気持ちが私自身強かったですから」と語った。

 続けて加藤浩次が、相撲部屋のおかみさんでなくなったことも大きいのかと質問すると、貴乃花はこれに「直接的というよりも間接的に、これまで部屋のおかみとして、奥さんとして、また現役のときは横綱の奥さんとして、肩身の狭い思いもしてきたでしょうから、これからはもう自分の道を行ってほしいなと」と回答。さらに連絡は取り合っているとしたが、円満離婚かどうかについては、「そうですね。まぁ、円満で離婚する人はあんまりいないと思いますけど」と、言葉を濁した。

 すると、加藤浩次が「そうですね。遠藤千秋パターンっていうのはあるんですよ。業界では、遠藤・千秋パターンって言って、お互い本当に仲が良いまま離婚するっていうのはあるんですけど、遠藤・千秋パターンということでよろしいですか?」と、あらためて念押し。意味が分からず困った顔をする貴乃花に「ここで二人バラバラ、お互い好きなことやったほうがいいっていうのは、お互いの決断だったと?」と確認すると、貴乃花は「私の本業を支えながら、つらいきつい思いもしてきたでしょうから、これからの人生考えると、元家内も50(歳)ちょいですから、まだこれからゆっくりいけるんじゃないかなというふうに思いましたので」と。河野恵子さんの将来も考えての離婚だったと説明していた。

 貴乃花はその後、テレビタレントや政治家としての道を否定し、今後は少年少女への、相撲に対する理解を深める活動をしていきたいとコメント。最後に「これからも、私なりに1人の社会人として生活してまいりたいと思いますので、全国各地でお顔合わせ願えたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします」と締めていた。

 今後もなんらかのかたちで相撲に関わっていくことを明言した貴乃花だが、一方の河野恵子さんにも注目が集まっている。以前はフジテレビの人気女子アナとして活躍していた河野さんだが、その美貌は54歳となった今も変わらず。2016年には「ル・クール」という会社を設立し、「河野景子のことばのアカデミー」という講座を開催しており、今年7月にはPRイベントの司会も務めている。後輩の高橋真麻アナ(37)も「これを機に新しい道に」とコメントしていたが、自由な身となった今、芸能界への復帰もあるかもしれない。

あわせて読む:
・貴乃花「金欠地獄」の窮地を、石原さとみが救う?
・『筋肉体操』武田真治を加藤浩次が危惧「おかしな方向にいってる」
・水卜麻美アナ、インスタ開設のウラに「2つの重すぎるワケ」