長嶋一茂
長嶋一茂

 野球解説者でタレントの長嶋一茂(52)が念願だったという健康番組のMCを務めるも、健康オタクすぎる発言で番組の進行を妨害して、フットボールアワー後藤輝基(44)らにダメ出しされていた。

 このやりとりがあったのは、11月26日放送の『こんな私は何を食べればいいですか?』(TBS系)でのこと。この番組は、高血圧、高血糖、肩こり、老眼などの各専門家たちが、何を食べれば改善、予防ができるのか、さらにその効果的な食べ方を解説するという内容。一茂と後藤は本番組でMCとして初タッグを組む。

 番組冒頭、後藤は、一茂が「こういった番組が、やっと俺のところに来てくれた。俺は食に関しては、ものスゴい興味と知識があるんだ」と言っていたとスタッフから聞いたことを明かした。すると、一茂は「唯一の専門分野」だと豪語。後藤に「なぜ野球じゃないのか?」とツッコまれていた。

 最初のテーマは“高血糖”で、糖質の多い食事によって血液中の糖分が増えすぎた状態だと説明されると、タレントの久本雅美(60)がごはんやうどんなど炭水化物とか大好きなうえ、日本酒をよく飲むと告白。すると、一茂が「それ、糖分の塊です」とバッサリ。久本が一茂ではなくゲストの専門医に話を聞きたいと抗議すると、一茂は「これは俺の専門分野だよ。俺は俺でやっていく」と自己中発言。

 さらに、一茂は「血糖値が上昇するため、小麦粉など、グルテンはやめたほうがいい」と言うと、自分は白いごはん用に“ピロール米”を使っており、これは血糖値の上昇を抑えた製法の米であると、独特のこだわりを披露した。すると、久本が「先生を超えるコメント、やめてください!」と、MCの立場をわきまえるよう注意。元プロボクサーの具志堅用高(63)も「先生は2人いらない」とダメ出ししていた。

 また、“高血圧”にはサトイモがいいと紹介されると、一茂は不満顔で「あのね、今からの季節、サツマイモのほうがいいけどなぁ。焼きいもとかさ」と、健康食材としてサツマイモを推した。すると、後藤が「別の食材出してくんの、やめてください! サトイモや!」と一喝。一瞬、言葉を失ったものの、一茂は「先生とやり合いたい」と折れようとしなかった。

 その後も、一茂は独特な健康法を披露しつづけ、ゲストの専門医をタジタジとさせてドヤ顔になっていたが、そのたびに後藤やゲストたちにツッコまれていた。視聴者もMCの立場を無視したような一茂の発言に、ツイッター上で「長嶋一茂は司会に向いてないな」「しゃべりたければ、MC席からゲスト席に移ればいいのに」などと、ダメ出しをしていた。

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