※写真はイメージです
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 女優の三田佳子(77)の次男で、覚せい剤取締法違反で逮捕された高橋祐也被告(38)の初公判が11月29日に東京地裁で開かれた。高橋被告は起訴内容を認め、「自分の弱さ、心の弱さに非常に情けなく思っている、ものすごくみじめ」と声をふるわせた。

 高橋被告は今回で4回目の逮捕となる。1998年に覚せい剤取締法違反で初めて逮捕されたのは高校在学中で、三田佳子が月に50万円もの小遣いを高橋被告に与えていたことが明らかになり、三田の過保護な子育てにも批判が集まった。

 テレビ局関係者は、高橋被告から過去に、薬物依存からの更正について直接話を聞いたことがあるという。

「確か2度目の逮捕後だったと思いますが、“親から言われて中国の軍隊の矯正施設に入った”と言っていたんです。高橋被告は、独房のように狭く、光も入らないような部屋で過ごしたそう。そこでは現地の軍人と同じように朝早く起き、トレーニングをして、夜は早く眠るという生活をしていたんだとか」

 2度目といえば、高橋被告が自宅の地下室で覚せい剤パーティをして逮捕された2000年の事件。さすがの三田も、次男の愚行に怒っての対処だったのだろうか。テレビ局関係者はつづける。

「その施設では数か月に一度、数日間の外出を許可されるそうなんですが、高橋被告はその間にも日本に帰国することはなく、中国で過ごしていたそうです。両親からは数百万円もの金を渡され、“日本に帰ってくるな”と頼まれていたんだそうです。三田夫妻はもうこれ以上、高橋被告にかかわりたくないと思っていたということでしょうか。ただ、この話は高橋被告から直接聞いた話です。今回の公判でも薬物の幻覚症状について話していましたし、どこまで真実かは不明ですね……」

 今後、高橋被告が更正できる日は訪れるのだろうか? 検察は「再犯の可能性は極めて高い」とし、懲役2年6月を求刑。判決は12月13日に言い渡される。

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