麒麟・川島明とフランス美女ステファニー
麒麟・川島明とフランス美女ステファニー

 自他共に認める銭湯芸人である「麒麟」の川島明さんと、世界に羽ばたく「銭湯大使」であるフランス美女ステファニーさんが語る、銭湯へのホットな思い。

■麒麟・川島明「お笑いコンビとして人気格差に悩んだ時期に」

「銭湯って、ひょっとして科学的効果があるのかなって思うんです。熱い風呂に入ると基礎体温が上がるっていいますけど、風邪ひいてないんだけど体が40度近くになるわけじゃないですか。そうなると明るくなる。同じような状況が、筋肉ムキムキの人の体の中でも起こってるんですって。ボクも研究とまでは言いませんけど調べてたら、筋肉芸人って、まあ一発ギャグしかやらないですよね。ボクらにしたら怖すぎるんですよ。あんな一発ギャグ滑ったら、どうしようって、トークと違って一発ギャグって滑ったら死ぬでしょ。ゼロか100なんで、でも明るい未来しか見えていないからやると思うんで、風呂入ってノボせてる状態と一緒やと思うんです(笑)」

 こう明るく語る川島さんもかつて、相方との人気格差に悩んだ時期、偶然に入った銭湯に救われた経験を持つという。

「1回銭湯に入って、じっくり考えようかなって思って、入ったときファッと体が軽くなったんです。汗と一緒にストレスが出て行った感じでした。そっから通いだして、今は仕事終えたら、銭湯で、1回芸人辞めてるぐらいの感じでリセットしてますね。今日はいろいろアレやったな、これやったって考えるんですけど、銭湯に入って明るくポジティブになれるので、仕事終わったら、まずは銭湯行って、ご飯ということが増えましたね」

麒麟・川島明 2005年「上方漫才大賞」(第40回)新人賞。人気漫才コンビ「麒麟」の声のエエほうとして有名。最近は「銭湯」大好き芸人として注目されている。

■フランス美女ステファニー「銭湯は美術館であり情報ステーション」

 銭湯の魅力は大きく3つに分かれると思いますね。まずは健康と美容。次にアートギャラリーとしての魅力です。銭湯は小さな美術館。すべての銭湯でアートに出合えますから。宮造りの建物や、縁側や庭も鑑賞するためにあります。

 そして、大人も子どももマナーを学べるコミニティの場所であることですね。お金持ちとか関係なく同じレベルですからね。ブランドとか関係ない。そういう感覚が大好きです。私の場合、日本での知り合いの半分は銭湯での人。銭湯を通じて日本中につながってると思っています。必ず銭湯に行けば誰かに必ず会えるんです。

 私の仕事は銭湯大使として銭湯の文化を世界へ伝えることです。講演会もやりますし、イベントも企画します。でも、今の私は銭湯ジャーナリストでもありますから。今後は全国の銭湯を回りたいし、世界中に発信していきたいですね。

ステファニー フランス・プロバンス出身。リヨン大学で日本文学を専攻し、2008年に交換留学で来日中に銭湯と出合う。2015年より日本銭湯文化協会公認の銭湯大使を務め、銭湯の魅力を世界へ発信している。

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