山里亮太(南海キャンディーズ)
山里亮太(南海キャンディーズ)

 南海キャンディーズ山里亮太(41)が、『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で審査員を務めたタレントの上沼恵美子(63)に暴言を吐いた、とろサーモン久保田かずのぶ(39)とスーパーマラドーナの武智(40)に対し苦言を呈した。

 この発言が出たのは、12月5日深夜放送のラジオ番組『JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)でのこと。山里は『M-1グランプリ』の決勝のパフォーマンスを絶賛していたのだが、「いや、いいところしかなかったんじゃない?」と言ったところで、まるで急に思い出したかのように「あ、変な配信があったね、そういえば。変な配信があったんだよ、夜中に。それはね、俺が審査員だったら0点つけるね、あそこは」と、問題の件について切り出した。

 これは、2日に行われた『M-1グランプリ2018』決勝戦の後の打ち上げの席で、久保田が泥酔状態で「自分目線の感情だけで審査せんといてください」「クソみたいなやつが審査してさ」なとど、上沼を猛批判。加えて、武智も「更年期(障害)かと思いますよね」と暴言を吐いた動画を、武智がインスタグラムのライブ動画(現在は削除)で配信したことが、物議を醸したもの。

 まず、山里は「久保田、武智。SNS講習で習ったろ?」と2人に呼びかけた。これは、吉本興業が5年前にツイッターやブログが炎上している芸人たちを集め、弁護士や元警察官、吉本の役員たちが同席して行われたSNS対策講習会のこと。山里は、ウーマンラッシュアワー村本大輔(38)やキングコング西野亮廣(38)らと一緒に呼び出されたのだが、どうやら、久保田と武智も講習会に参加したことがあるようだ。

 続けて「 “飲んだらやるな、やるなら飲むな”って。何やってんだよ!」と苦言を呈すと、山里は「俺、それで、すっごいミスしたことあるんだから」「本当にあの、“飲んだらやるな、やるなら飲むな”、こういうことでございまして。まぁ、本当に気づきましたね。SNSってのはね、本当に酒飲んでやっちゃいけないってね」と、自戒の念を込めたようなコメント。

 さらに「SNSのへの投稿と、あとですね、特別なときのね、『メガネびいき』の放送の電話に出ないっていうですね。1回、酔っ払ってやっちゃってますからね」と、2014年6月13日深夜放送の『おぎやはぎのメガネびいき』(同局系)に、酔った状態で電話出演したときのことを、恥ずかしそうに振り返った。

 これは、おぎやはぎ矢作兼(47)から「今年は誰か嫌いな人います?」と問われ、「1周したんですけども、TBSの田中みな実アナウンサーが嫌いですね」と、現在はフリーアナウンサーである、田中みな実アナ(32)の名前を挙げたというもの。続けて山里は、田中アナは次のステージに行ったような空気感を出していて、「すげー偉そう」などと批判していたが、あまりの暴言に矢作に「酔っ払ってるね。あとツイートしないようにね」とくぎを刺されていた。

 ふだんから交流があり過去にも同番組に何度もゲスト出演していた久保田かずのぶの不祥事に、山里亮太がどうコメントするのか注目が集まったが、差し障りのない発言に終止した印象だ。同期であり性格の悪い者同士として、久保田に特別な感情を持っていた山里。久保田に関しては今後の活動に影響が出ることが予想されるが、山里が友人である久保田にどう手を差し伸べるのか、注目したい。

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