初詣に行くと、晴れ着姿の女性たちを見かける。テレビの正月番組などでは、芸能人たちも着物で出演しており、なんだか新鮮だ。日本人でも、ふだん着物を着る機会はそうない。特に男性は、女性よりも着物を着る機会は少ないかもしれない。しかし、男性の着物姿が好きだという女性は意外と多い。
そこで１０～５０代の女性１００人に「着物が似合うと思う男性芸能人」について聞いてみた。和装が似合うイケメン、ナンバーワンは!?
第２位（４.０％）には、綾野剛と西島秀俊が同率でランクイン。
俳優として活躍中の綾野剛だが、２０１８年には、山田孝之、内田朝陽との音楽プロジェクト“ＴＨＥ ＸＸＸＸＸＸ”でも話題を集めた。あまり着物のイメージはないが、２０１３年放送のＮＨＫ大河ドラマ『八重の桜』に、会津藩主の松平容保役で出演。身長１８０センチの綾野の着物姿は、堂々としていた。また、２０１８年公開の映画『パンク侍、斬られて候』では、スタイリッシュな着物姿を披露している。
「大河ドラマ『八重の桜』の松平容保役をやっていたときの着物が似合っていた。印象に残っている」（３５歳／大阪府／主婦）、「黒髪と切れ長の目に着物が似合いそう」（３３歳／千葉県／主婦）といった意見があった。
ベテラン俳優の西島秀俊は、主演作も多く、アラフィフながら端正な顔立ちと鍛え上げられた体で、女性たちから絶大な人気を誇っている。２０１８年に公開された岡田准一主演の時代映画『散り椿』に出演。２０１９年にテレビ朝日系で２夜連続放送されるスペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』に主演することも話題になっている。
西島には、「私の好きな俳優さんで、着物が似合うと思ったから」（３３歳／福岡県／主婦）、「姿勢が良くかっこいいので、似合う」（３３歳／大阪府／主婦）、「映画『散り椿』などでの着物姿が良かった」（５８歳／神奈川県／主婦）など、実際の着物姿を見て名前を挙げている人もいた。
そして第１位（９.０％）は、玉木宏。
２０１８年に女優の木南晴夏との結婚で世の女性たちを悲しませたが、総じて祝福ムードが強く、好感度の高さは相変わらず。玉木は、ＮＨＫ連続テレビ小説『あさが来た』や、『功名が辻』『篤姫』『平清盛』といった大河ドラマ、映画『大奥』など、時代劇への出演が多く、ＣＭで着物姿を披露したこともある。
玉木を選んだ人からも「朝ドラでの着物姿が似合っていたから」（３４歳／京都／主婦）、「物腰が柔らかく、粋に着こなしそう。『あさが来た』、ＣＭでの着物姿も素敵でした」（５２歳／千葉県／主婦）、「『ミスタードーナツ』や『永谷園』のＣＭで見せた品のある和装が似合いすぎて、見た瞬間に惚れた」（３５歳／東京都／主婦）と、具体的な作品名などを挙げる人や、「着物姿もイケてるはず」（５１歳／茨城県／主婦）、「イケメンは何を着ても似合うから」（３７歳／北海道／総務・人事・事務）といった理由もたくさんあった。
上位に選ばれた３人は、これまで出演作などで着物姿を見せたことがある俳優たちだった。また、３人とも物静かで凜としたイケメンばかり。
ちなみに次点には、「小顔で首が長いから」「昭和顔だから」という高橋一生、「爽やかでスタイルが良いので似合いそうだから」という三浦春馬、「眉毛が印象的で着物と合うと思ったから」という菅田将暉、「朝ドラで着ていたのを見てカッコいいと思った」という松坂桃李、「背が高いしスタイルがいいので。『西郷どん』での西郷隆盛の着物姿もさまになっている」という鈴木亮平、「歌舞伎役者だから」「いつも着物姿を見るから」という理由で市川海老蔵の６人が同率で選ばれていた。
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/
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