木村拓哉
木村拓哉

「映画の公開に合わせ、フジテレビはかなりやる気になってます。主演の木村拓哉(46)が、年末から年始にかけて、バラエティ番組や情報番組などへ宣伝のために出演ラッシュが続くと思われます」

 放送作家がそう話すのは、2019年1月18日から公開となる映画『マスカレード・ホテル』について。同作は、東野圭吾氏による累計310万部を突破する同名小説が原作で、捜査一課の刑事たちがフロントスタッフやベルボーイなどのホテルマンにふんし、連続殺人事件の真相に迫るミステリー。木村拓哉が、自身のキャリアで初となる刑事役を演じ、長澤まさみ(31)とタッグを組むことで、映画の製作発表時から大きな話題を集めた。

「注目されているのは、木村拓哉の刑事役だけが理由ではありません。本作はこれまで木村主演のフジ系のドラマ『HERO』を手がけた鈴木雅之氏が監督を務めるだけでなく、小日向文世(64)、松たか子(41)、濱田岳(30)といった『HERO』チームが再集結した映画でもあるんです。そのためか、フジテレビは映画の番宣をかねて、『年またぎ“HERO”スペシャル!』と題して、12月中旬から1月中旬にかけて『HERO』全作品を一挙放送するんです」(放送作家)

 フジテレビのホームページを確認すると、過去の『HERO』シリーズの怒濤の再放送予定が掲載されている。

 12月14日からは、2001年放送の初代ドラマシリーズが毎日15時50分から放送されており、2019年1月3日9時からは2014年放送のドラマシリーズの1話と2話が、1月5日の21時には劇場版第1弾、1月7日の15時50分からは2014年放送のドラマシリーズの2話以降、『マスカレード・ホテル』公開翌日となる1月19日の21時には劇場版第2弾が放送予定だ。

「フジテレビといえば、山下智久(33)の主演映画『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ救命救急-』が92億円の興行収入を記録し、洋画・邦画合わせて2018年のナンバーワンヒットの座を獲得した。2019年もフジテレビは映画に力を入れていく、その姿勢がうかがえます。年末年始の『HERO』再放送だけでなく、『マスカレード・ホテル』の宣伝CM、宣伝特番に木村たちの出演ラッシュが予想されます。チャンネルをフジテレビに合わせれば常にキムタクが映っているような、木村による“フジテレビジャック”状態となりそうです」(前出の放送作家)

 今年華々しいデビューを果たした、木村の次女でモデルのKoki,(15)と工藤静香(48)の動向にばかり注目が集まっていた2018年だが、2019年はキムタクの大逆襲を目にすることになりそうだ。

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