セカチューとキミスイは4位!「泣ける映画」ナンバーワンは?の画像
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 ストレスが溜まったとき、泣くことで頭の中や心をリフレッシュできるらしい。とはいえ、大人になるとなかなか泣くような機会は訪れない。そんなときは、泣ける映画を一人で見るというのはどうだろう。

 そこで今回は、10~50代の男女200人にこれまで見た映画の中で、「一番泣けた映画」について聞いてみた。

 第3位は『世界の中心で、愛を叫ぶ』と『君の膵臓をたべたい』の2作品が同率でランクイン。

 2004年に公開された『世界の中心で、愛を叫ぶ』は、大沢たかお柴咲コウが主演。若き日の2人を森山未來と菅野莉央が演じた。高校時代、白血病に冒された恋人と死別した青年が、悲劇を乗り越え、現在の恋人と生きていこうとする姿を描いた作品で、選んだ理由には、「病気でどうにもならないところが切なくて泣けてくる」(38歳/男性/学生・フリーター)、「恋人が病気で死んでしまうというストーリーがつらい」(31歳/女性/主婦)、「彼女がどんどん弱っていく姿、最後は悲しくて泣いてしまう」(25歳/女性/主婦)という意見が挙がっていた。

 2017年に公開された『君の膵臓をたべたい』は、浜辺美波北村匠海が主演。膵臓の病気で余命わずかな女子高生と、その闘病日記を偶然見つけた男子高校生が心を通わせていく物語だ。この映画は「病気の少女が健気で明るくて、よけいに泣けた」(55歳/女性)、「日常のかけがえのなさを教えてくれる」(25歳/女性/総務・人事・事務)、「病気で余命いくばくもないヒロインが、必死で生きようとする姿に感動する」(34歳/男性/会社経営・役員)など、ヒロインに感情移入して泣いたという人が多かった。

 第2位は『火垂るの墓』。

『火垂るの墓』は、1988年に公開されたスタジオジブリのアニメ映画で、原作は野坂昭如の短編小説。終戦前後の神戸を舞台に、親を失った14歳の兄と4歳の妹が混乱の中、必死に生き抜こうとする姿を描いた作品だ。この映画を選んだのは40~50代の人たちで「妹せつこが、無垢で何も知らずに戦争の犠牲になって命を落とさなければならないところ、兄が生きてくためのいろいろな葛藤をするところ」(56歳/女性/主婦)、「物が食べられなくなり、餓死してしまうところが悲しかった」(46歳/男性)、「戦争でふたりぼっちになった兄弟の、その後の生き様や死に方など」(41歳/女性/主婦)、「戦争のむなしさとその後の悲惨な暮らし」(59歳/男性/企画・マーケティング)など、戦争の残酷さと兄弟のけなげさに涙したという感想が寄せられた。

 そして、第1位に輝いたのは『タイタニック』。

 1997年に公開された『タイタニック』は、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが主演の映画。沈没したイギリスの豪華客船、タイタニック号を舞台とし、貧しい青年と上流階級の娘が恋に落ちるも、悲劇的な結末を迎えるというラブロマンス。セリーヌ・ディオンによる主題歌『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』も大ヒットした。

 20年前の映画だが、20~50代の幅広い層に選ばれており、「主人公が、最後死んでしまうところが悲劇」(48歳/男性)、「恋愛と生死が重なっているところ。2人とも生きる道はなかったのかと考えさせられた」(44歳/女性/主婦)、「タイタニック号が沈みかけているときでも、演奏者たちが楽器を演奏し続けているところに感動した」(43歳/女性/主婦)、「極限状態の中で、人間らしく誇り高く行動する人々の姿を見て、涙せずにいられない」(32歳/男性/学生・フリーター)という意見や、「ヒロインが愛を貫いている描写が泣ける」(39歳/男性/研究・開発)と、若い男女の一途な愛に心を打たれたという人もいた。

 ランク外だったが、10~20代からは2016年公開の『君の名は。』や2001年公開の『クレヨンしんちゃんモーレツ!オトナ帝国の逆襲』、2014年公開『アナと雪の女王』などのアニメ映画の名前も挙がっていた。最近疲れたなと感じている人は、泣ける映画で気分展開してみてはいかがだろうか。

アンケートサイト「ボイスノート」調べ
http://www.voicenote.jp/

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