宇垣美里アナウンサー
宇垣美里アナウンサー

 12月22日、TBSの宇垣美里アナウンサー(27)が、2019年3月いっぱいで同局を退社すると報じられた。TBS退社後は芸能事務所に所属し、タレント活動など幅広い活躍をしていくという。

 フリー転身のきっかけともいわれているのが、入社時から担当していた情報番組『あさチャン!』(TBS系)の降板だ。

「宇垣アナが降板を告げられた際、担当プロデューサーに対して“なんで私が降りなきゃいけないんですか!”と泣き叫び、コーヒーカップを壁に投げつけたと、3月発売の『週刊現代』(講談社)で報じられました。この“壁コーヒー”の一件以来、活躍の場はがっつりと減りましたね」(芸能記者/以下同)

 しかし、露出が少なくなった宇垣アナは、むしろ人気を増していく。

「開き直ったわけではないでしょうが、出演番組では歯にきぬ着せぬ発言を連発。毒舌を振りまく“闇キャラ”として、すっかり認知されました。また、オタク趣味のディープさも徐々に明らかになり、時折披露したコスプレ姿も大きな話題となっています」

 宇垣アナは、8月に行われた「コミックマーケット94」にアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』(TBS系他)の主人公・鹿目まどかのコスプレ姿で登場。また、8月19日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、『美少女戦士セーラームーン』の主人公・月野うさぎのコスプレを披露し、ネットには「かわいすぎる!」と称賛が相次いでいた。

「『サンジャポ』でたびたび見せていたコスプレは、上司から命令されて、なかば無理やり始めさせられたのだそうです。でも、それを自分の魅力に転換するんですから、たいしたものですよ」

 さらに彼女はコスプレだけではなく、現役の局アナとしては異例となる「グラビア」にも挑戦している。

「7月5日発売の『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で、表紙とグラビアを飾っています。もともと彼女は“ミスキャンパス同志社”のグランプリにも輝いたルックスの持ち主。アイドル顔負けのショットは、読者だけでなく業界関係者からも高評価でしたね」

 7月10日放送のラジオ番組『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)に出演した際には、グラビアとアナウンサーをかけた“グラウンサー”といじられたが、宇垣アナ自身も「“グラウンサー”自称していきたいと思います」とこれを認めるような発言をしていた。

「宇垣アナは、『週刊プレイボーイ』(集英社)で1年以上にわたって音楽コラム『宇垣美里の人生はロックだ!!』を連載。また、先日はメタル専門誌のインタビューに登場し、“メタル愛”を語っていました。もともとアニメ関連は強い彼女ですが、サブカル全般に造詣は深そうですね」

 局アナという枠を超える、自身のユニークなキャラクター性で、絶大な人気を獲得していった宇垣アナ。その背景には、TBSという職場で、彼女が置かれた立場が大きく影響していたようだ。

「TBS社内では今、宇垣アナの味方はほとんどいないといいます。しかし、社内で孤立する中でも、彼女はアニメや音楽といった得意分野でのアピールに成功し、またグラビア挑戦では新境地も開拓したわけです。つまり、“壁コーヒー”事件で干されてから300日近く、一人静かに第2の人生に向かって準備していたということ。当然ですが、すべてが整ったうえで、退社決意ということになったのでしょう」

 この芸能記者いわく、退社後はフリーアナ系の事務所ではなく、「モデル系事務所の所属になりそう。オスカープロモーションが有力視されている」のだという。マルチな才能を持った宇垣アナの、さらなる飛躍を期待したい。

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