いまやバイオリニストとしてより、歯にきぬ着せぬ毒舌&暴言キャラとしてバラエティ界で活躍する高嶋ちさ子(50)。現在、木曜日深夜枠にオンエアされている『ザワつく!一茂 良純 時々 ちさ子の会』(テレビ朝日系)が、この春から金曜日のゴールデンに昇格することがささやかれている。
さらにもう一つ、高嶋とくりぃむしちゅーの有田哲平がメインMCを務め、2017~2018年に年2回放送されていた『明日は我がミーティング』(TBS系)も、春からゴールデンでレギュラー化することが決定しているという。
同番組は「明日は我が身」な人生の転機や失敗などを、当事者から学ぶというコンセプトで、ゲストの芸能人たちが、実体験に基づいた生々しい話を披露するという内容だ。この中に「高嶋さん聞いてください!」というコーナーが設けられ、高嶋が芸能界の人々の悩み相談にズバズバと本音でアドバイスするという。
「ほぼ同時に、ゴールデンのレギュラー番組が2本決まるなんて、めったにないことです。今の高嶋に、タレントとしての勢いがあるということです」(テレビ局関係者)
当初は、やたらと“口が悪いおばさん”として、一部の視聴者からは拒否反応もあった高嶋だが、その生き様や人柄が知られるにつれ、「彼女の毒舌の裏には“愛”がある」と認識されてきた。
「特に主婦層からの支持が大きいです。自分たちが言いたくても言えない本音を、ズバッと口にしてくれるということで、高嶋の発言に一種の爽快感を感じているんだと思います」(前出のテレビ局関係者)
最も話題になった高嶋のエピソードは、子どもが約束を破ったとしてゲーム機を真っ二つに割ってしまったという事件。これを批判されたときも、高嶋は「上等だよ」と開き直ってみせた。
こうした高嶋の言動に、主婦層が留飲を下げるというわけで、彼女が忖度なしの本音を吐くと視聴率が15%を超えたという実績もあるという。
毒舌キャラのタレントといえば、これまでビートたけし(71)にはじまり、有吉弘行(44)、マツコ・デラックス(46)などの活躍が著しいが、女性でここまでの破天荒な毒舌タレントは、意外に少ない。
「売り出し当初は毒舌でも、徐々に発言から毒が抜けていくのが普通です。高嶋さんは、なにものにも忖度せず、このまま言いたいことを言う“女版”梅沢富美男(68)のような存在を目指してほしいですね」(前同)
この春、高嶋の快進撃から目が離せない!?