坂上忍
坂上忍

 テレビで見ない日はない超売れっ子の坂上忍(51)。現在、抱えるレギュラーは全7本。他にも、定期的に放送される特番の司会や、各番組のゲストとしても引っ張りだこ状態だ。そんな坂上と最も親密だとされる放送局が、フジテレビである。

「レギュラー7本のうち4本がフジ。本人も“僕はフジっ子だから”と周囲に話すように、同局への思い入れは、かなり強いようです」(夕刊紙芸能担当記者)

 その影響かフジテレビ局内には、“坂上派”と呼ばれるスタッフが一大勢力を誇っているという。坂上と特に懇意なのは、平日昼の帯番組『バイキング』のスタッフだとか。

「坂上さんとは、いわば“戦友”の関係。30年以上続いたタモリさんの『笑っていいとも!』の枠を引き継いだ『バイキング』ですが、放送開始当初は鳴かず飛ばず。視聴率は3%前後に低迷していました。坂上さんは当初は月曜日のMCだけを担当していましたが、彼を全曜日のMCに起用するようになってから視聴率が劇的に改善。今は、安定して5〜6%を取っています」(業界関係者)

『バイキング』は、お昼の視聴率戦争でトップを走る『ひるおび!』(TBS)を猛追している。

「これができたのも、坂上さんがスタッフと真剣に向き合い、炎上を恐れず生放送で堂々と本音をぶつける姿勢が受けたから」(前同)

 ところが、そんな番組スタッフと坂上の間に隙間風が吹き始めているという。

「原因は、同じくフジで放送している『坂上どうぶつ王国』です。『どうぶつ』のスタッフが坂上さんに、“視聴率が振るわないので、春の改編で番組を打ち切って別番組を始めたい”と伝え、坂上さんがブチキレたんです」(別の関係者)

 動物好きとして知られる彼は、同番組に尋常ではない思い入れがあるという。

「彼は日テレの『天才!志村どうぶつ園』のレギュラーでしたが、フジで自身の番組を始めるために、レギュラーを降板。動物王国の元祖であるムツゴロウ(畑正憲)さんにも面会して、仁義を切っています。

 坂上さんには、第一線から退いたあとは、動物と暮らすという“終活”願望があるといいます。『どうぶつ王国』のMCを務めるのも、その一環。フジのスタッフはそれを知っているはずなのに、打ち切りを持ちかけた。坂上さんが激怒するのも当然ですよ」(同)

 一部報道では、フジテレビに対する不信感から、『バイキング』降板も口にしたという。蜜月時代は終わりを告げるのか?

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