千原せいじ
千原せいじ

 テレビ朝日系列で毎週火曜日21時に放送中の『世界の村で発見!こんなところに日本人』は、芸能人が世界の片隅で生活する日本人を探し出し、彼らの人生ドラマに迫るドキュメントバラエティだ。

 この番組が、3月いっぱいで終了してしまうという。

「終了の理由は、どうやら視聴率低迷というより、番組制作上の問題のようですね。世界の片隅に暮らす日本人が無限にいるわけではないので、週1のレギュラー番組としてやっていくのはきつくなってきたということみたいです」(テレビ局関係者)

 番組がなくなることになれば、人気企画である千原せいじの“アフリカシリーズ”も見られなくなってしまう。

「千原せいじ(48)は、この番組で思わぬ才能を発揮し、セカンドブレイクしました。英語も現地語もまったくしゃべれないのに、現地の人たちと臆することなくコミュニケーションをはかり、関西弁だけで世界の人々と仲良くなってしまう人間力に称賛が集まっています」(前同)

 “せいじアフリカシリーズ”には、信じられないようなエピソードも多い。

 たとえばマサイ族のロケで、現地人の男性と10数人の子どもが登場。せいじが「自分の子どもはどれ?」と聞くと、「一夫多妻制なので、全部」との答え。せいじは、「やるなあ!」と、男性と肩を組んで意気投合。次の日から、すっかり打ち解け、マサイ族の先頭を歩くようになった。

 他には、ラクダの群れが車の行く手をはばんだとき、せいじが「ちょっとどいてくれ」とラクダに直接命令すると、次の瞬間、ラクダが一斉に移動し始めるという奇跡が起こった。これには現地の人も目を丸くしていた。

 せいじは番組で、アフリカ全54カ国に暮らす日本人に会いにいくのが目標だったが、番組が打ち切りとなれば、この「目標」も頓挫してしまう。もう、せいじの破天荒な活躍は見られないというのか!?

 だが、テレ朝関係者は次のように言う。

「レギュラー番組としては終了しても、この番組は特番として続けていく予定だといいます。せいじさんのアフリカシリーズもまだまだ続いていくはずですよ!」

 番組終了は残念だが、特番でよりパワーアップしたせいじの姿が見られそうだ。

あわせて読む:
・平子理沙が街中で遭遇! ジャスティン・ビーバー夫婦の“神対応”に感動の声
・出川哲朗『イッテQ!』爆笑“出川イングリッシュ”をもう一度!
・千原せいじ「飛行機で取り押さえられた理由」をジュニアが明かす