滝沢秀明
滝沢秀明

 1月17日、ジャニーズ事務所の関連会社「ジャニーズアイランド」の代表取締役社長に滝沢秀明(36)が就任したことを、各スポーツ紙が報じた。

 滝沢は、昨年いっぱいでタレント活動を引退し、ジャニー喜多川社長の後継者として裏方のプロデューサー業に専念すると伝えられていたが、早くも本格的にその仕事をスタートさせたようだ。

「新たに登記された株式会社ジャニーズアイランドの登記簿によると、2019年1月15日に会社は設立され、資本金1000万円。そして、代表取締役の欄には、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏(登記簿では漢字表記)と並び、滝沢秀明の名が明記されています。ジャニーズ事務所副社長で、次期社長と目される藤島ジュリー景子氏は代表権のない取締役です。つまり、ジャニーズアイランドにおいては、タッキーのほうが、ジュリー氏より強い権限を持つかたちになります」(芸能記者)

 滝沢は、ジャニーズの100%子会社である「ジャニーズアイランド」で、ジャニーズJr.の育成をしていくのだが、それだけにはとどまらず、社長としての会社経営のノウハウを学んでいくことになる。

「昨年、滝沢がジャニーさんの後継者として指名され、芸能界引退報道が流れた際には業界に激震が走りました。今後、さらに驚きの事態が起こるかもしれませんよ」と、芸能プロ関係者は話す。

「滝沢がジャニーズアイランドの社長として研鑚を積み、立派なプロデューサーとなり、経営者としても一流になった暁には、ジャニーさんが引退する際、保有するジャニーズ事務所本体の株を滝沢へ譲り渡すのではないかと、一部でささやかれているんです……」(前同)

 これまで、同事務所の“次期社長”には、ジャニー社長の姪である藤島ジュリー景子副社長が、近い将来就任する、といわれてきた。しかし、万が一、ジャニー社長が保有するとされるジャニーズ事務所の60%もの株を滝沢に譲渡した場合、一族経営にも終止符が打たれることになり、ジャニーズそのものが大きな変革のときを迎えることになる。

 前出の芸能プロ関係者は続ける。

「もちろん、すぐにそんな事態になるとは考えにくいですが、こんな噂が立つ裏には理由がある。実は、ジャニーさんがジュリーさんのマネジメントの手腕を評価していない、というんです」

 現在、ジャニー社長の仕事は、将来、スターになりうる原石を見つけてきてデビューさせるまでで、デビュー後のマネジメントはジュリー副社長が担っているのだが、最近では、KAT-TUNやNEWSなど、不祥事やスキャンダルで活動が滞ったり、メンバーが次々と脱退している。2016年に解散したSMAPもしかりだ。

「そうしたことから、ジャニーさんはジュリーさんの手腕に強い疑問を抱いているとされ、一部では、“新しい地図”として独立した、SMAPの元チーフマネジャーのI女史のほうを評価していたと言われるほどです。滝沢に育成部門を一任したのは、ジャニーさんがこれまでしてきた仕事を、真の意味で引き継がせるため。滝沢が立派なプロデューサー、経営者に成長すれば、ジャニーズ事務所本体の社長も任せるというプランも、ジャニーさんの中にはあるのではとささやかれているんです」(同)

 タッキー率いる“新生ジャニーズ帝国”誕生の日は、訪れるのか!?

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