『サザエさん』磯野波平まさかの「老人徘徊ネタ」に騒然の画像
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 2月24日放送のアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)で磯野家の事件が描かれ騒然となった。

 この日放送されたのは「うちの迷子」というエピソード。タイトルからしてタラちゃんかイクラちゃん、あるいはネコのタマが迷子になる話かと思いきや、意外にも磯野家の長である波平が迷子になってしまうという話。

 ある日、知り合いの家に訪問することになった波平は、フネの忠告も聞かず、先方の住所も電話番号も控えずに外出し、案の定、道で迷ってしまった。

 相当迷った挙句、波平は自分の家に電話をするが、波平自身、自分がどこにいるかも分からず。電話口のサザエも波平がどこで迷っているか把握できず、波平は「分からんから電話しとるんじゃないか!」と逆ギレ。電話口の波平の怒号を聞いていたタラちゃんから「おじいちゃん迷子になったですか? 迷子になったら交番に行くですよ」と忠告されても「わしは迷子じゃないぞ!」と声を荒らげてしまうのだった。

 その後、運良く交番にたどりついた波平だったが、最寄り駅まで戻るための道を警官に聞いたにもかかわらず、何度も同じ交番に戻ってしまう。結果、家に何度も電話をかけ、タラちゃん、ワカメ、カツオ、マスオ、三河屋のサブちゃんまで巻き込む騒動に。結局、心配をした先方が波平を迎えにきてくれたことで事なきを得たが、磯野家の面々には「無事“保護”された」とあきれられてしまった。

 今回の波平の事件はこれだけではない。その日の道の帰りで酒に酔いすぎた波平は、乗った電車を自分の家だと勘違い。靴を脱いで座席に正座して、「ただいま~、ついスミダさん家で飲んでな」と乗り合わせた乗客に上機嫌。そのまま警察に“保護”され家まで届けてもらってもまだ酔いは覚めておらず、今度は居間を取調室と勘違いして、フネとサザエに向かって「あい! すみません……!」「磯野波平54歳」「妻と2人の子ども、嫁いだ娘の家族が3人、合計7人家族であります……」と自供を始めるのだった。

 しょっぱなから最後まで、ひたすら波平のトンチンカンな行動を見せた今回のエピソード。ネットでも反響が多く、「まさか波平の老人徘徊ネタが見られるとは」「完全にきてるな波平」「波平がついに徘徊老人になってしまった……」と心配する声も目立った。

 放送開始から50周年を迎える『サザエさん』。ここのところ視聴率が好調で15%を超えることも珍しくないが、磯野家のリーダー・波平54歳は多くの人に痴態を見せつけてしまったようだ。

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