宮川大輔
宮川大輔

 3月10日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、お笑いタレントの宮川大輔(46)が新人女性ADの言葉に目を潤ませる場面が見られた。

 この日の番組は“宮川探検隊が行くアフリカサバイバル合宿”という企画を放送。宮川大輔が率いる探検隊が“食料を大自然から調達して3日間生き抜く”というミッションをクリアすべく、アフリカのウガンダでサバイバル合宿を行う様子がスタジオで紹介された。

 今回の宮川探検隊のメンバーには、ベテランディレクターらのほか、AD歴1年目の新人女性スタッフである竹下砂羅ADも入隊を志願した。今回のロケが初の海外だという竹下ADに、宮川大輔が趣味を尋ねたところ、竹下ADは「コミケに行くことです」と即答。続けて、宮川に促され、竹下ADが漫画『ONE PIECE』に登場するキャラの決めポーズを披露すると、宮川はそのノリの良さに好感を示した。

 その後、サバイバル生活がスタートすると、竹下砂羅ADは土の中に潜む魚を捕獲しようとする宮川大輔に、ドラえもんのモノマネをしながら、土を掘るのに便利な“穴掘りグローブ”を手渡してフォローしたほか、森で巨大なジャックフルーツを発見した際には、事前に勉強した豊富な知識をもとに詳しい解説を披露。これには、宮川大輔も感心したようで、「砂羅隊員、いい! すごく下調べしてきてる」と竹下ADを称賛した。

 そして、サバイバル生活のラストを迎えたグル村では、蟻塚に仕掛けた罠の中から約1万匹の“羽アリ”を手づかみで捕獲。それをペースト状にすり潰して塩茹でにした村の名物、“羽アリ団子”を試食した。先陣を切った宮川大輔が一口食べるなり、「うぇ!」と拒否感を示し、「すり潰そうが、なにしようがもう昆虫」と完食できずにいる一方、竹下砂羅ADは「ジャリジャリします」と顔をしかめながらも、マヨネーズを加えて一気に胃袋に流し込んだ。

 こうした頼もしい姿を見せた竹下砂羅ADはロケの最後に宮川大輔から感想を求められると、「実は隊長には、まだお話してなかったんですけど、この業界を目指したのが、そもそもこの番組『イッテQ』がきっかけ」と切り出し、「視聴者として見ているとき、ちょっとイモト(アヤコ/33)さんに憧れているときがあった」と打ち明けた。その一方で「ただ、今回のロケを2泊3日体験して、初めてのロケの演者さんが宮川隊長で本当に良かったと思います。ありがとうございました」と宮川への思いを吐露すると、宮川大輔は「泣いてしまうやろ!」と思わず目を潤ませていた。

 竹下砂羅ADの活躍に視聴者も感動したようで、ネット上では「アニメ好きで面白くて優しい隊員でしたね。レギュラーで決まり?」「とんでもない逸材じゃないの」「好感度高すぎるやろ」などといった竹下ADの今後の活躍を期待する声が相次いでいた。

 ヤラセ疑惑で長くロケ企画を休んでいた宮川大輔。『イッテQ!』は同時間帯に放送される『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率で負けるなど苦戦を強いられていたが、人気の海外ロケ企画への新戦力加入で巻き返しとなるか?

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