タレントのマツコ・デラックス(46)が、関ジャニ∞の村上信五(35)の演技について痛烈なダメ出しをしていた。
この発言があったのは、3月23日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)の特別版、『今夜は3時間平成のテレビ問題大清算スペシャル』でのこと。今回の放送は、平成の30年間で放送された情報、報道、バラエティ番組の中から、知る人ぞ知るいわくつきの名場面を振り返るという内容だった。
報道、情報番組編に続き、バラエティ番組編では、村上の同局での過去の出演シーンを振り返ることに。村上が“緊張しすぎてまったく覚えていない自分が出演した番組”として紹介されたのは、2002年に放送されたコント番組『笑いの巨人』で、巨匠と言われている芸人が若手タレントの育成をかねて、コントを作り上げていくというもの。
村上が出演したのは関西ジャニーズJr.だった頃で、萩本欽一(77)と1回だけの共演だったと明かすと、マツコは「Jr.で欽ちゃんと!?」と驚き、「もしそれ、事務所のほうが(キャスティングで)動いているとしたら、アンタってそのころから、そういう要員だったのね」と、村上は最初からお笑いジャンルだったと指摘。村上は「ほんまや!」と、初めて気づいたように驚き、スタジオの笑いを誘っていた。
また、“村上けっこうドラマやってた問題”と題して、村上が自身の俳優へのチャンスを潰してきた、問題の芝居シーンを検証していくことに。98年の『BOYS BE…Jr.』(日本テレビ系)で悩む芝居をしている村上、00年の『行け行けイケメン!』(同局系)で怒る芝居をしている村上、99年の『熱血恋愛道』でキスをされて照れる芝居をしている村上などが紹介された。
これを見ていた村上は「スゴイやろ? よく世の中に出してたよね」と自虐発言。マツコは「今も恥ずかしげもなく、よく入れるわよね、アンタ」とツッコんだが、村上は「今はヘッチャラ」とキッパリ。マツコは今も業界に村上が残っていることに感心し、「私がプロデューサーだったら、“あいつ二度とキャステングするな”って言う」とダメ出しした。
これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「Jr.時代の村上はジャニーズ感あった」「Jr.時代の村上くんめちゃかわいい!」などと、バラエティ専門になる前の村上を懐かしむ声を寄せていた。一方で「思ってた以上に大根役者だった。今の路線って正解だったんだなあ村上君」と、バラエティ路線でよかったという声も少なくなかった。