声優・落合福嗣と福士蒼汰の「意外な共通点」

　今年３月、声優の落合福嗣が「第１３回声優アワード」で新人男優賞を受賞したことが報じられた。

　落合福嗣といえば、“三冠王”落合博満（６５）の長男。往年のプロ野球ファンには「フクシくん」というイメージが強いかもしれない。

　福嗣は、２０１５年にアニメ『それが声優！』で声優デビュー。子どもの頃に父親と見た映画の『ターミネーター』がきっかけで、声優を志したという。２０１８年には、ＢＳスカパー！オリジナルアニメ『グラゼニ』で主人公の凡田夏之介の声優を務めた。アニメの声優以外に、テレビのナレーション、ＣＭなどでも活躍、その実力は高く評価されており、今後の活躍が大いに期待されている。

　今回の受賞について、ネットには「グラゼニ最高にうまかったもんなー！」「落合福嗣くん、信長の忍びでもグラゼニでもいい感じだし、なにより火ノ丸相撲の小関部長役で良い演技してるから受賞は妥当だよね」「彼は本物でしょう」など、称賛の声が上がっていた。

　また、昨年放送されたドラマ『下町ロケット』（ＴＢＳ系）に俳優として出演したことも話題になった。

　そんな福嗣、イケメン俳優の福士蒼汰と「ふくし」つながりで混同されることもあり、今回の「声優アワード」新人男優賞受賞で、２０１５年に「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した福士と「新人賞」という共通点もできたとネットを中心に盛り上がっていた。

　プロ野球選手の２世といえば、これまで芸能界には“ミスター巨人”こと、長嶋茂雄の長男、長嶋一茂や、桑田真澄の次男のＭａｔｔらがいるが、落合福嗣は声優界の“希望の星”として、今後ますます活躍していきそうだ。