ピエール瀧(電気グルーヴ)
ピエール瀧(電気グルーヴ)

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の罪で3月12日に逮捕された、ミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名=瀧正則)被告(52)が、保釈保証金400万円を納め4月4日に保釈された。今回の逮捕で芸能界に波紋が広がっており、捜査当局によってマークされている芸能人がいるという報道が各メディアで過熱している。

「今回の瀧事件で世間を騒然とさせたのは、瀧逮捕の1週間も前に『東京スポーツ』紙が“NHK大河ドラマにも出演した現役バリバリの大物俳優B”について、捜査関係者が確信をもって捜査を進めているという証言を掲載していたことです。ピエール瀧といえば、今年の大河『いだてん~東京オリムピック噺~』にも出演中だった現役バリバリの大物です。東スポが見事に瀧の逮捕を予言したと話題になったんです」(芸能記者)

 東スポではその他、同じ記事内で“中堅俳優のA”と“アイドルC”についても報道していた。Aについて東スポは、派遣マッサージ店の女性に乱暴したとして起訴された俳優の新井浩文(40)に並ぶ活躍をする中堅的なポジションの人物で、「逮捕が近いと言われているのは、交際女性へのDVがひどいから」という捜査関係者の証言を掲載。十数年前にも女性へのDV癖が噂になったことがあり、いつ事件化してもおかしくないと伝えている。

 またCについては歌番組、バラエティ番組やスポーツ番組など幅広く出演し、マルチな活躍を見せているアイドルで、「当局の逮捕者リスト」に名前が記されていると報道。現役アイドルながら反社会勢力と組んで詐欺話にも加担していると伝えた。

「芸能人の薬物事件はあとを絶ちませんから、今後も逮捕者が出るかもしれません。『東スポ』の“A、B、C”のように、各メディアがイニシャルトークで“逮捕間近”の芸能人を報じているのがとても気になりますね。3月22日発売の『FRIDAY』(講談社)では“さわやかなルックスが売り”の超売れっ子俳優のT、『紅白歌合戦』にも出場経験がある歌手のM、バラエティ番組にも出演するミュージシャンのO、などが厚生省麻薬取締部の捜査対象として名前が挙がっていると報じていました。いずれもネットではその人物が誰なのか推理が過熱しています」(前出の芸能記者)

 ピエール逮捕を言い当てた(?)『東スポ』は、3月22日付の紙面で、麻薬取締部が“歌姫X”を捜査していたことが分かったと報じた。Xは『紅白歌合戦』の常連で、代表曲はカラオケランキングの上位。女性を中心に幅広い層から支持されている人物だそうで、仮に摘発されれば、ピエール瀧以上のインパクトを与えることは必至だと報じた。

「薬物を使用している芸能人は、信頼できる業界の仲間同士でつながっていると言われています。今度、さらなる捜査が進むことで、芋づる式に逮捕者が出るかもしれません」(芸能記者)

 コカイン使用でファンに大きなショックを与えたピエール瀧。それを超える衝撃が訪れる日は、そう遠くないのかもしれない。

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