おぎやはぎの小木博明(47)が、4月末に行われた義弟である歌手の森山直太朗(43)の結婚式で、司会を務めたときの残念なエピソードを語っていた。
この発言があったのは、5月2日深夜放送のラジオ番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)でのこと。結婚式は新婦の出身地である京都で行われたそうで、司会を頼まれた小木は前日の夜7時ぐらいに仕事を終えるとできるだけ早く京都に入ろうと、予約していた時間の1本前の新幹線に乗ったという。
しかし、新幹線の座席はすべて埋まっていて、京都まで2時間以上立っていたため、小木は疲れとストレスで極度の体調不良に。さらに、翌日の結婚式は屋外で寒く、体調はさらに悪化。披露宴が始まるころには、悪寒で全身が震え、ひと言もしゃべることができなくなっていた。
司会を妻に任せた小木は、新婦側の家族から「あの人、なんでしゃべんないの?」といった顔で見られていたが、それどころではなく「クソ長いんだ、話が。そういうときに限って」と、フラフラになりすぎて、直太朗夫婦を祝うスピーチさえも苦痛だったと振り返った。
さらに、披露宴の終盤、一刻も早く会場を抜け出したかった小木の思いをよそに、直太朗夫妻がこの日のために作ってきた、オリジナルソングを披露した。しかし体調の悪い小木は「作ってきてんじゃねーよ! 」と、思わず口に出してしまいそうなぐらいの怒りが心の中で炸裂していたという。
これに相方の矢作兼(47)が「最低の司会者だよ」と笑ったが、小木の怒りはおさまらず、「2人ですげえ長い歌、作ってきてんのよ。具合が悪いから、なんも良い曲に聞こえないの。他の人は感動してんだけどさ」と、ボヤきまくっていた。
小木はかねてより「結婚式の司会者をやりたい」と番組で語っており、直太朗の結婚式でその願いがかなったのだが、散々な結果になってしまったようだ。これを聞いていたリスナーは、ツイッター上で「小木さん大変やな」「よく耐えた」などと、小木に同情する声が寄せられていた。