大谷翔平「サイボーグ化」で劇的変化の画像
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「ビッグフライ、オオタニサン!」

 この実況フレーズが、今年は昨季以上に響き渡るかもしれない。

 昨年、右ヒジのトミー・ジョン手術を受けたエンゼルスの大谷翔平(24)が、5月8日(日本時間、以下同)のタイガース戦で219日ぶりに戦線復帰。打者として、圧倒的な存在感を見せつけているのだ。

「復帰当初こそ結果が出ませんでしたが、10日に初安打を放つと、14日に初本塁打、15日には初猛打賞と打ちまくり、打率も3割超えに。現地のファンも、大谷の力を再認識したのでは」(スポーツ紙デスク)

 野球評論家の里崎智也氏も、大谷の“スタートダッシュ”に目を細める。

「マイナーでの調整をせずに、いきなりの実戦復帰。普通はなかなか打てなくて当然なんですが、たった数試合でアジャストしてしまった大谷は、やはり大したものですね」

 今年の大谷は打者専任。チームでは「3番DH」を任され、主軸として1年を過ごすことになる。

「手術した右肘を守るため、今季は走塁時にも専用のプロテクターを着用しています。これは打撃時に使う白い肘あてとは違い、黒く大きいギプスのようなもので、身に着けた姿には、“まるでサイボーグみたい”なんて声も上がっていますね」(スポーツ紙記者)

 ただし、大谷の“変革”は、けっして見た目だけではなさそうだ。

「今季の大谷を見て驚いたのは、手術明けにもかかわらず、成長の跡がうかがえることなんです」こう話すのはMLBに詳しいスポーツライターだ。さらに、こう続ける。

「なんといっても、スイングスピードが昨季より速くなっているように見えます。復帰後初本塁打の打球速度は約180キロと化け物級ですから、飛距離はさらに伸びるはずです」

 この裏には、オフ期間中の努力があるという。

「大谷は手術後、ボールやバットを触れない間でも、体幹や下半身の強化に励んでいたといいます。昨季、特大ホームランを連発したわけですが、これで、さらにパワーアップしたのは確実でしょう」(前同)

 昨年の活躍に満足せず、自らを進化させた大谷。今年は打者に専念できるとあって、“メジャー初タイトル”への期待も高まる。

「出遅れたとはいえ、昨年以上に本塁打を打つのは間違いないでしょう。彼の素晴らしいところは、反対方向にも強い打球を打てること。大谷は、明らかにメジャーで本塁打王を取れる素材です」(前出の里崎氏)

 “打撃サイボーグ”と化した大谷の活躍に期待大!

 5月20日発売の『週刊大衆』では、このほかにも、長嶋茂雄終身名誉監督の現在の健康と、息子・一茂氏との関係にせまっている。

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