サンドウィッチマンの伊達みきお（４４）が、同じ芸能事務所“グレープカンパニー”に所属しているカミナリに対し、愛のある苦言を呈していた。
この発言があったのは、５月１６日放送の『アメトーーク！』（テレビ朝日系）でのこと。今回の放送のテーマは、“サンドウィッチマン大好き芸人”で、芸人仲間の中川家やナイツらが、２人の魅力を熱く語るという内容。
番組の中盤、サンドウィッチマンの“テレビでは見せない一面”を披露するコーナーで、中川家の礼二（４７）は「伊達ちゃんて、意外と後輩に厳しい面がある」とコメント。そして礼二は、あるお笑いライブの打ち上げで、先輩が話しかけると「うるさい、ボケ」などの生意気なリアクションをする芸人の内輪ノリ遊びを、カミナリにもやらせていたと振り返った。
その場で伊達は一緒になって笑っていたのだが、店を出るときに伊達がカミナリの２人を立たせ、小さな声で「ダメだよ、ああいう態度をとっちゃ」と、厳しく叱っていたのだという。これを聞いた伊達が「まだ早いんです、アイツらには」と、カミナリの２人が調子に乗ってしまう可能性があるからだと説明すると、ＭＣの宮迫博之（４９）は「すごいね」と伊達の後輩愛を称賛した。
しかし、後輩思いの伊達の気持ちは、カミナリのボケ担当であるまなぶ（３０）には伝わっていなかったようだ。『アメトーーク！』の前日、１４日に放送された『ジンギス談！』（ＨＢＣ）で、まなぶは「サンドウィッチマンに憧れて同じ事務所に入った」という指摘に対し、「ぜんぜん憧れてないです」とばっさり否定。
さらに、サンドウィッチマンが“男性タレント人気ランキング”で２年連続１位になっていると紹介されても、まなぶは「ウソですね」と否定。続けて、自分はブランドの服が好きでよく着ているのだが、１３万円のＧＵＣＣＩのシャツのタグに、伊達が「ぐっち ほんもの」と、マジックで陰湿な落書きをしたと暴露。「なにが好感度１位だ！」と怒りを募らせていた。
その後、サンドウィッチマンがＶＴＲ出演し、この話題を振られると、伊達は「なにもしてないです」と落書きを否定し、自分たちとのエピソードを欲しがったまなぶの自作自演だなどと、上から目線で挑発。まなぶは「ふざけやがって」と怒りに震えると、「最悪な人間だぞ」と涙目で訴え、スタジオの笑いを誘っていた。
「伊達のまなぶへのイタズラは本当のようですが、お笑い芸人として上に引き上げようという、後輩思いの愛情もウソではないのでしょう。もっと面白いエピソードを仕込めという、激励なんだと思いますよ」（お笑いライター）――頑張れカミナリ！
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