宮川大輔
宮川大輔

 5月19日放送の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)の平均視聴率が19.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、大きな話題となっている。

 同番組は、所ジョージ(64)が司会を務め、パネリストとして予備校講師でタレントの林修(53)が出演。2017年から不定期特番で8回ほど放送され、昨年10月にレギュラー化された。

 日本各地の人里離れた場所に“ポツン”と建てられた一軒家にどんな人が暮らしているのかを調査するというもので、衛星写真をとっかかりにその地へ向かい、地元住人からの情報をもとに、一軒家の実態とそこに住む人の人生にも迫るという教養トークバラエティだ。

「日曜の同時間帯はかつて、日本テレビの『世界の果てまでイッテQ!』の独壇場でした。視聴率18%は当たり前で、20%を超えることもあり、他局はほぼ諦めていた(笑)。ところが、当初特番で放送された『ポツンと』が好調で、レギュラー放送になってからも13%から始まってどんどん視聴率を伸ばし、今回ついに20%に迫る勢いですから、すごいですよね」(制作会社関係者)

 一方で、かつてモンスター番組といわれた『イッテQ!』は、5月19日放送回の視聴率が16.9%と、『ポツンと』に3%近い差をつけられるなど、ここのところ明るい話題が少ない。

「日テレ内では、“このまま視聴率が戻らなければ大幅刷新は必至”とささやかれています。現在、『イッテQ!』の2大エースといえば、イモトアヤコ(33)と出川哲朗(55)ですが、2人がメインの回でも『ポツンと』に視聴率を抜かれることもあります。そんな中、日テレ関係者の間では、巻き返しを図るために、番組でもトップクラスの人気だった宮川大輔(46)の『お祭り企画』を再び……という声が出ているんです」(前出の制作会社関係者)

 世界中の珍しいお祭りに宮川が参加する『イッテQ!』の人気企画、『世界で一番盛り上がるのは何祭り?』。昨年11月に『週刊文春』(文藝春秋)が、同企画に“ヤラセ”があったと報じ、『お祭り企画』がBPO(放送倫理・番組向上機構)の審議入りしている。

「それ以来、番組で『お祭り企画』の放送はなくなりました。『お祭り企画』は、収録地が海外なのをいいことに、ありもしないお祭りを“創作”していた疑惑が浮上。最初に報じた『文春』だけでなく、さまざまな週刊誌に過去の『お祭り企画』分析記事が掲載され、そこでも“限りなく黒に近いグレー”といった報じられかたをしました。番組の打ち切り説まで出たそんな、禁断の『お祭り企画』再開が、今検討されていると聞こえてきています」(放送作家)

『ポツンと』の猛追で、完全に尻に火がついた『イッテQ!』。ついに禁断の一手に出る!?

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