亀梨和也(KAT-TUN)
亀梨和也(KAT-TUN)

 6月26日、テレビ東京で5時間にわたる音楽番組『テレ東音楽祭2019』が放送された。同番組はジャニーズ事務所所属のTOKIOの国分太一(44)がメインMCを務め、V6、Kinki Kids、、KAT-TUN、NEWS、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP、ABC-Z、ジャニーズWEST、King&Princeといった、ジャニーズタレントが総出演するとあって、放送前から話題を呼んでいた。

「ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さんが緊急入院したという報道があり、出演するジャニーズタレントたちが何かしらコメントを出すかもとささやかれていましたが、それはなかったですね。それにしても驚いたのは嵐やKAT-TUNといった人気グループがデビュー曲やグループを代表する大ヒット曲を惜し気もなく披露したことですよね」(レコード会社関係者)

 番組序盤に登場したKAT-TUNの亀梨和也(33)、上田竜也(35)、中丸雄一(35)の3人は2006年発売のデビュー曲で、初週売上75.4万枚を記録した『Real Face』の3人版アレンジ『Real Face#2』を披露。

「デビュー当時は、2017年に大麻所持で逮捕された田中聖(33)が担当していたラップパートを、『Real Face#2』では上田が担当していました。また、MCの国分の足元に跪き、国分の膝に頬を寄せながら歌う亀梨の姿もジャニーズの先輩後輩のつながりの強さを感じさせましたね。

 さらに番組終盤に登場した嵐も、1999年のデビュー曲『A・RA・SHI』をスペシャルメドレーの1曲目に披露。その後は『Happiness』、そして結婚ソングとしてもお馴染みの『愛を叫べ』を歌い上げ、スタジオのみならず、テレビを見ていた嵐ファンは大歓喜でしたよね」(前出のレコード会社関係者)

 V6もグループを代表する『TAKE ME HIGHER』をスペシャルメドレーの1曲目に披露。

「また、これは嬉しいトラブルでしたが、中継ゲストとして登場した出川哲朗(55)に、国分が“何か歌ってくださいよ”と問いかけたところ、“オンリーユーきーみがー♪”とTOKIOのデビュー曲『LOVE YOU ONLY』を口ずさんだのもTOKIOファンを喜ばせました。

 これだけジャニーズグループがデビュー曲やグループを代表するヒット曲を惜し気もなく『テレ東音楽祭』という舞台で披露したのはもちろんファンのためではありますが、重篤報道が出たジャニーさんに“僕らの歌よ届け。そして元気に戻ってきて!”というメッセージとも受け取れますよね。それだけジャニーさんは事務所のタレントから愛される、ジャニーズタレントにとってはなくてはならない存在なんです」(芸能記者)

『テレ東音楽祭』でのジャニーズタレントの熱唱は、ジャニーさんの耳にも届いているに違いない。

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