7月26日、吉本興業は公式サイトで、所属タレントが特殊詐欺グループの会合で得た収入を被害者を支援する団体に寄付した件についてアナウンスを出した。
この日、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が公益社団法人「全国被害者支援ネットワーク」に寄付を行ったが、同団体は「寄付金が反社会的団体から得たものかも知れないという疑念があるので辞退しました」と発表。寄付を辞退していたことが一部スポーツ紙などで報じられた。
この報道を受けて吉本興業は、「宮迫博之氏及び田村亮の寄付返金についてのご説明」というタイトルでアナウンス。今月13日に吉本興業は、特殊詐欺グループや反社会的勢力が参加する会合で所属タレントが得た収入を寄付したことを発表しているが、宮迫と田村だけは「当社の考えには賛成できないとのことで、自ら寄付先を選定し実行いたしました」と、他のタレントが吉本を通じて寄付したのとは別に、独自で寄付を実行したという。
そして今回、被害者支援団体から辞退されたのは、宮迫と田村の行った寄付のほうで、吉本興業は「お二人からの寄付先様にご迷惑をおかけしてしまったこと、当社としても誠に遺憾に存じております」とコメントを発している。
宮迫博之と田村亮のもとに返金されるお金は、一体どうなるのだろうか。