滝沢秀明
滝沢秀明

「今、ジャニーズ事務所の中が大きく揺れています。今後、衝撃の人事、そして想像すらできない退所報道が飛び出しそうです」(芸能プロ関係者)

 7月9日午後4時47分、ジャニーズ事務所の代表取締役社長、ジャニー喜多川氏(本名:ジョン・ヒロム・キタガワ)が都内病院において永眠したと、ジャニーズ事務所から発表された。死因は、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血だった。

 一代で“ジャニーズ帝国”を築き上げ、半世紀以上にわたって第一線で活躍する男性アイドルをプロデュースし続けたジャニー氏が亡くなったことで、今後のジャニーズ事務所がどういう体制になっていくのか、業界関係者の間でも大きな話題になっている。

「次期社長就任が確実視されているのは、ジャニー氏の姉のメリー喜多川副社長の娘で、ジャニー氏の姪にあたる、藤島ジュリー景子副社長です。ジュリー副社長は、やTOKIOを担当してきた実績もありますからね。

 しかし一部では、ジュリー副社長は社長職ではなく会長職につき、昨年いっぱいで芸能界を引退し、『ジャニーズアイランド』社長に就任した滝沢秀明(37)が、ジャニーズ事務所本体の社長にも就任するのではないかという驚きの噂も聞こえてきているんです」(前出の芸能プロ関係者)

 もしジュリー副社長が会長に、滝沢が社長になった場合、ジャニーズ事務所にはどういった変化が訪れるのだろうか? 芸能プロ関係者が驚愕の可能性を続ける。

「事務所の重鎮で少年隊東山紀之(52)は、同じく少年隊の錦織一清(54)を連れて退所する可能性もあると言われているんです。東山は近藤真彦(54)に次ぐ序列ですが、後輩の滝沢が社長になれば、事務所内でもう上がり目がない。かつて、東山はメリー副社長からかなりの寵愛を受けており、娘のジュリー副社長と結婚させて東山に事務所を継がせるつもりだったという報道もありました。しかし、東山がその縁談を断ったことで、ジャニーズ事務所の出世コースから外れてしまったとされています」

 そこにきて、もし滝沢の社長就任となれば事務所に残るわけにはいかない、ということなのか。

「一方で、少年隊のもう1人のメンバーの植草克秀(52)は、2010年に当時の妻と離婚。離婚の原因は植草の浮気とDVという報道もありました。彼は、離婚の原因となった浮気相手とその後、再婚し子どもをもうけています。浮気、離婚、それらのストレスによる激太りなどがあって、事務所の判断で芸能活動自体を縮小させていたといいます。そういった事情もあり、2015年、1985年に結成された少年隊30周年記念の際も、グループでの活動ができなかったとか。

 最近になってようやく芸能活動を本格的に再開し、6月12日には『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にゲストで出演しました。東山は俳優とキャスター業、錦織はジャニーズの舞台演出など裏方業をメインにしており、ジャニーズ事務所を退所したとしても仕事はあるのではないでしょうか。一方で、植草はジャニーズ事務所の後輩との絡みがないとオファーもないような状況ということもあり、植草だけは事務所にとどまるのではとささやかれています」(前出の芸能プロ関係者)

 東山は、7月10日放送の朝のニュース番組『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)に生出演。ジャニー氏について、「父親ですよね、僕らにとっては。大変優しく僕らにも接してくれましたし、このエンターテインメントの世界では1番の方だと思うんで、僕らはその精神を受け継いでこれからも明るく楽しくやっていくっていうのが基本だと思っています」と語った。

 重鎮中の重鎮である東山の退所――そんな衝撃の事態が起これば、ジャニーズ帝国崩壊の始まりになることは間違いないだろう。

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