お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明(47)が7月15日にAmebaTVで放送された『おぎやはぎの「ブス」テレビ』で、過去に安倍晋三首相から「桜を見る会」に招待されたが、それを断っていたことを告白した。
番組にゲスト出演したタレントの重盛さと美(30)が、3年連続で「桜を見る会」に参加していると明かすと、矢作兼(47)から「なんでなの? どういう人が出るの?」と聞かれ、重盛は「私も分からないですけど、招待状が急に届くんです」と応じた。会に参加した際に、重盛は必ず安倍首相とは「いつも日本のためにありがとうございます」と会話するという。
矢作が、「俺たち、招待状なんか来たことないよな?」と、小木に同意を求めると、「いや、うちらは1回お断りしているよ」とコメントし、スタジオは騒然。矢作は初めて知った様子で「えっ、そうなの?」と驚いた表情を浮かべたものの、「うちは小木がそういうの好きじゃないからな」と小木の性格を説明し、さらに小木が「そう、俺、政治家ダメだから……。政治家NG」と話し、笑いを誘った。
一国の総理大臣からの招待も、ぶれないスタンスで断る小木の発言に、ネットには「おぎやはぎは、立場が上になっても難しいこと言わない、タモさんスタイル」「タレントさんや芸人さんが政治家と距離を置くのは、とてもいいことだと思います」「自分の意志があるって、小木さんは素晴らしい人です」「小木さんの“政治家ダメだから。NGだから”って、格好いい。人に媚びてなくて、いいですね」と称賛の声が数多く投稿された。
「安倍首相は最近、TOKIO、大泉洋さん(46)と高畑充希さん(27)など芸能人と一緒に食事をするなどしています。吉本新喜劇のメンバーも首相官邸を訪れましたよね。あれはどう見ても人気取り戦略。その安倍首相の行いに批判の声が上がりましたが、参加した芸能人もあまりよくは見られなかった。小木さんの毅然とした姿勢は高く評価されるのではないでしょうか」(芸能レポーター)
飄々としたスタンスながらもお茶の間から支持されるおぎはやぎ。今後はタモリ(73)のように大物司会者として活躍することになるかも?