田中圭
田中圭

 7月12日、新ドラマ『Iターン』(テレビ東京系)の第1話が放送された。今回、劇中で田中圭(35)が演じた冷酷な悪徳金融会社社長役が、ネット上で「これまで見たことがない雰囲気でかっこいい!」と絶賛されている。

 同ドラマは、“修羅の街”で広告マンと反社会組織の一員という二重生活を送ることになった狛江光雄(ムロツヨシ/43)が主人公。第1話では広告代理店に勤める狛江が地方の支店に左遷され、街を牛耳る反社会組織2組の怒りを買ってしまう展開が描かれた。

 そこで田中が演じたのは、竜崎組の組長でサラ金「ドラゴンファイナンス」の社長でもある竜崎剣司という役どころ。ドラマの中では、竜崎が狛江にチラシを発注するのだが、大きなミスが発覚。事務所に狛江を呼び出した竜崎は、「ウチに何か恨みでもあるのか?」と、淡々と責任を追及していく。狛江が土下座をしても動じる様子はなく、「5本だ。自分で何とかしろ」と宣告。「50万ですか……」と困惑する狛江に対して、「桁が違う。500万だ」と囁くようにすごんだ。

 オールバックでサングラスをかけ、冷徹に相手を追い詰めていく田中の姿は、大きな反響を呼んだ。「竜崎さんに睨まれたいです」「竜崎の色気にゾクッ……と来ました。ヤバい、ハマりそう」「これぞ、ケイタナカの振り幅」「竜崎さん、まじやばいっす……穏やかに淡々した怖さ」「すごむ田中圭。セクシーさハンパない」など、“悪圭”にときめく視聴者が続出した。

 実は、田中はこれまでにも数々の悪人を演じている。昨年11月にWOWOWで放送された『コールドケース2~真実の扉~』の第5話では、女性をだまして銀行強盗に利用しようとする犯人を演じていた。最近では人の良い役が多かったため、ギャップに魅了された人が多いようだ。

『Iターン』公式サイトに掲載されているキャストコメントで、田中は“僕とムロさんのシーンは毎回僕が脅している”と語っている。今後も悪くてかっこいい田中圭が見られそうだ。

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