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 7月18日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、MCの宮根誠司(56)がジャニーズ事務所の圧力問題について、元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)を歓迎するコメントをしていた。

 この日、番組ではジャニーズ事務所が退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾をテレビ番組などに出演させないよう、テレビ局に対して圧力をかけていた疑いがあるとして、公正取引委員会が事務所を注意していたニュースを取り上げた。公取委は、違法行為はただちに認められなかったものの、独占禁止法違反の恐れがあるとして注意をしたとし、ジャニーズ事務所はテレビ局に圧力をかけたという事実はなく、行政処分や警告を受けたものではないとコメントを発表していた。

 これについてコメンテイターの本村健太郎弁護士(52)は、メールなども含めて調査したが「出演させるな」というはっきりした言葉がなかったため、注意にとどめたのではないかと推測。宮根はこれを受け、稲垣、草なぎ、香取の3人はコマーシャルは出ているけれど、現在、地上波テレビのレギュラーは1本もないと指摘した。

 すると芸能レポーターの城下尊之(63)は、稲垣、草なぎ、香取の3人が退所した際に、ジャニーズ事務所の幹部がテレビ局に対して「続けてあげてください」とお願いをしていたとコメント。ただ、しばらくすると番組がだんだんに終わっていったこともあり、そのことについては「番組の事情なのか、そのへんはちょっと分からないですよね」と明言を避けていた。

 その後、ジャニーズ事務所からの「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく」というコメントが紹介されると、城下レポーターはジャニーズ事務所のふだんの対応について「僕ら、これ(取材)をやりたいんだけどっていうのを言って、“ノー”って言われたことないんですよね。“また圧力かけたなんて言われちゃうからさ”って言われるんです。逆に。そんな状況なんでね」と、圧力をかけられたことはないと振り返った。

 これを受け宮根は自身の見解だとし、「テレビ局の忖度ですよ。完全に。今の時代、“出さないでね”とか、そういうことは聞かないですもん」「(3人は)映画とかも出てらっしゃる。これはテレビ局の、異常な忖度だと思います」とバッサリ。

 さらに宮根は、過去には事務所から独立した大物演歌歌手が一時的にテレビ番組から姿を消し、しばらくしてからテレビに出るようになったことはあったが最近はそういうことはないと、時代が変わったことを強調。「横並びのテレビ局の忖度じゃないですか? 僕らは分かりませんよ。僕らは出入り業者ですから。この3人が『ミヤネ屋』出るって言ったら、全然みんなウェルカムですもんね」と冗談気味に語ったが、最後には「怒られる? あんまり言うと。大丈夫?」と心配する様子を見せていた。

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