草刈正雄
草刈正雄

 連続テレビ小説なつぞら』(NHK)は実に豪華なキャスティングで、いつどの場面を見ても有名俳優が出ている。さすがは朝ドラ100作目の記念作品といったところなのだが、広瀬すず吉沢亮中川大志といったメインの人気俳優だけでなく、脇役たちの演技からも目が離せない。ここでは彼らが見せた名シーンを、クイズ形式で一気に振り返ってみよう。

■【問1】
物語の前半で圧倒的な存在感を見せた、ヒロインなつ(広瀬すず)の育ての祖父、大樹を演じたのが草刈正雄。初週の放送では、子ども時代の戦災孤児、なつに厳しく接しながらもたくましく生きろというエールを送り続け、その中の名ゼリフはネットニュースで話題になった。「ちゃんと◯◯◯、必ずいつかむくわれる日が来る」。大樹は、何をすればむくわれるといったのか?

■【問2】
5月25日の放送では、31年ぶりの朝ドラ出演となる山口智子が登場した。咲太郎(岡田将生)の育ての母、亜矢美という元踊り子を演じ、咲太郎と心を通じ合わせるタップダンスを披露した回想シーンでは、視聴者の感動を誘った。そんな亜矢美が踊り子をしていた、店の名前は?

■【問3】
6月19日の放送。アニメーターになりたてのなつは、行方が分からないままの妹の千遥(清原果耶)を思い、気を落としていた。そんな中でなつを励ましたのは、麒麟川島明が演じる先輩アニメーターの下山。彼は前職時代のエピソードをなつに熱く語り、多くの視聴者を感動させた。下山はアニメーターになる前、何をしていた?

■【問1】の答えは「働けば」。酪農の仕事をけなげに手伝うなつに向けられた、大樹の温かいひと言に視聴者は涙! このセリフからこのドラマが始まったと言っても過言ではない。詳しくはコチラhttps://taishu.jp/articles/-/64670
■【問2】の答えは「ムーランルージュ」。亜矢美は人気踊り子として活躍していた。ちなみにムーランルージュの日本語の意味は「赤い風車」。ここから亜矢美が営むおでん屋「風車」という店名がとられている。詳しくはコチラhttps://taishu.jp/articles/-/65813
■【問3】の答えは「警察官」。下山は感動的な警察時代のエピソードをさらっと話してみせ、それもまた感動を呼んでいた。下山はその後、アニメーターの茜(渡辺麻友)と結婚するなど、ちょい役で終わらず、すっかりドラマに欠かせないキャラになっている。詳しくはコチラhttps://taishu.jp/articles/-/66546

 北海道の家族、東京の恩人、そして会社の先輩。ヒロインのなつを取り巻く人々がみな優しく、魅力的だったことがあらためて実感できる。『なつぞら』ファンなら、脇役たちが織り成す名場面もしっかり覚えておこう。

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