稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛
稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛

 ジャニーズ事務所による圧力疑惑騒動に、いまだ揺れている『新しい地図』。

 7月17日、SMAP解散後、ジャニーズ事務所から独立し、『新しい地図』として活動する稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の3人を出演させないよう、テレビ局に圧力をかけたという疑いで公正取引委員会が、ジャニーズ事務所を注意していたと報じられた。

 さらに7月25日発売の『女性セブン』(小学館)では、公取委がジャニーズ事務所への調査や注意に踏み切った背景には、来年の東京五輪でSMAPを再集結させたいという、五輪サイドの思惑も働いているのでは、とも報じている。

 もともとSMAPは『パラリンピックサポートセンター』の公式応援サポーターに任命されており、グループ解散後も『新しい地図』の3人はそのままパラリンピックスペシャルサポーターを務めている。売上を全額寄付するパラスポーツ応援チャリティーソング『雨あがりのステップ』をリリースしたり、香取が東京五輪の大会スタッフ、都市ボランティアのユニフォームの選考に携わったりもしている。

 ただ芸能プロ関係者はこう言う。

「知っている人は知っていることですが、『新しい地図』はパラリンピック“公式の”スペシャルサポーターというわけではないんです。これは『新しい地図』サイドにまったく非はなく、報じられ方に誤解を招く部分があったのでしょうが、彼らは『東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会』に任命されたわけではないんです。

『新しい地図』は、パラリンピック競技団体の運営支援や広報などを担っている公営財団法人に任命された“スペシャルサポーター”なんです。一見すると大会組織委員会が公式に任命したようにとらえられてしまいますよね。それで一度、『新しい地図』に抗議が入ったと聞こえてきています。それはとばっちりでしかないのですが……」

 一方で『新しい地図』の3人は、パラリンピックを盛り上げるための活動が評価され、2018年7月、国際パラリンピック委員会が、彼らを東京2020パラリンピック競技大会の「特別親善大使」に任命している。

「『新しい地図』の活躍によってパラリンピックに注目が集まっていますし、今回の公正取引委員会の動きによって、今後は3人が地上波で活躍することも増えていくことになると考えられます。彼ら3人の頑張りにより、来年のパラリンピックが盛り上がるのは間違いないでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 SMAP解散後も、パラリンピックを盛り上げるために尽力してきた『新しい地図』。来年に迫った本番に向け、今後もより一層の活躍を期待したい!

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