長谷川ヨシテル(左)と麻美ゆま
長谷川ヨシテル(左)と麻美ゆま

 先週に続いて、“れきしクン”こと長谷川ヨシテルさんとの対談・後編です。歴史が大の苦手の私ですが、前回は織田信長が実は良い人だったという話や面白くて分かりやすい解説で、私もだんだんと歴史にハマッてきました!

ゆま「私、実は“拷問の本”がすごい好きなんです」

長谷川「おお。拷問も歴史がありますからね」

ゆま「はい。ずっと『世界の拷問』みたいな本も持っていたんですけど、この前、引っ越しをするとき、さすがに30代の独身女性がこんな本を部屋に置いていたら、彼氏もできないなぁと思って捨てちゃったんです」

長谷川「確かに僕も、女性の部屋に行って、その本があったら、ビビりますね。“この後、される!?”って。クローゼットとか勝手に覗いて、拷問器具がないか調べちゃいますね」

ゆま「でしょ。でも、やっぱり読みたくなるんですよね。拷問って怖いし、絶対イヤだけど、人間の一番悪いところを見ている気分で、なぜかひかれるんですよね」

長谷川「その気持ち、分かりますよ」

ゆま「日本の拷問だと水車に縛られるとか、馬で引きずられるとか、五右衛門風呂とか……」

長谷川「ちなみに、かの有名な『新選組』も拷問が大好きだったんですよ」

ゆま「そうなの!? そんなイメージなかったのに。やっぱり歴史は苦手かも」

長谷川「あれれ?」

ゆま「一つ分かったのは、どんな時代であれ、戦国武将であれ、男って、いつも一緒だなぁって」

長谷川「アハハ。まあ、それだけでも、歴史について少し興味を持ってもらえたのなら何よりです」

ゆま「ありがとうございます。最後に、もう一つ。そんな歴史大好きの長谷川さんは、もしタイムマシンがあったら、どの時代に行ってみたいですか?」

長谷川「そうだなぁ。戦国時代は怖いし、江戸時代は結構汚いし……やっぱり、バブルの頃がいいなぁ」

ゆま「そうですよね~!」(おわり)

はせがわ・よしてる 1986年11月21日生まれ。埼玉県出身。漫才師としてデビューしたのち、「芸人○○王(戦国時代編)」(MBS、2012年放送)というクイズ番組にて、多くの歴史好き芸人を破って優勝。以降、歴史ナビゲーター・歴史作家としての活動を始める。主な著作に『ポンコツ武将列伝』(柏書房)などがある。

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