9月27日、米米CLUBのボーカル・石井竜也(59)が『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演。ネット上で話題になっていたコブクロ・小渕健太郎(42)の“国歌独唱騒動”について、ギタリストの布袋寅泰(57)が擁護した件について触れた。
発端は、9月15日に行われた『マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)』での小渕の国歌独唱。最初から最後まで不安定な音程で歌い続けた小渕に対して、一部のネットユーザーが「小渕さん、どうした?」「放送事故?」とざわついていた。
この出来事に対して、布袋が自身のインスタグラムで「歌いきった後の彼は、泣きたいくらい悔しかったはずだ。擁護もしない。しかし否定もしない。ただ、力ある素晴らしいシンガーの一度のミスを、寛大に受け入れようとしない風潮を、僕はとても寂しく思う」と持論を展開。
すると、ネット上では「布袋様のお言葉できっと小渕さんも、ファンも救われる気がします」と賛同の声が上がっていた一方で、「傷口に塩を塗るような行為はやめてあげて」とネガティブな指摘もあった。
こうした一連の流れを受けて、自身もサッカー日本代表の試合で国歌独唱を務めた経験があるという石井は「君が代は確かに難しい。だから僕も1回深呼吸するようにしています。歌うときは」と難易度の高さについて説明。
また、「布袋さんが言った言葉がどうかなって思う。こういうときにフォローしない方が、『お前何やってんだよ』ぐらいの方がなんかすっきりするかな。何か失敗した人に対して、力づける言葉って難しい」と小渕に対する布袋の言動についての考えを述べた。
さらに「(国歌独唱は)ファンのいないアウェーの世界ですから緊張する。これから、若手の人たちが歌う機会があるときは、1回深呼吸してみたらどうかな。深呼吸することによって袋が膨らみますから。コブクロが大袋になります」とコブクロにかけたギャグを交えつつ、国歌斉唱を成功させるためのアドバイスをした。
場外乱闘にまで発展した小渕の“国歌独唱騒動”は、いったいいつまで続くのだろうか。