錦戸亮
錦戸亮

 9月いっぱいで関ジャニ∞から脱退し、ジャニーズ事務所を退所した錦戸亮(34)が、10月1日よりソロ活動を本格的にスタートさせた。

 1日、錦戸はオフィシャルサイト、公式ファンクラブ「NFC」、インスタグラム、ツイッター、YouTubeチャンネルを一挙に開設。「何もない、0からモノを作ってみたくて、自主レーベル“NOMAD RECORDS”を設立致しました」と、ソロ活動の始動を報告した。

 ソロ活動の第1弾となる全国ツアーを行うことも発表され、11月5日の福岡を皮切りに、全国のライブ会場7会場にて、11公演が開催されることになるという。

「錦戸が脱退し、5人体制で再始動する関ジャニも、11月6日より全国47都道府県ツアー『Upd8』をスタートさせます。1日2県での公演11日を含む、計39日間で47公演という超過密スケジュールで全国を回ります。ツアーの時期もかぶってはいますが、関ジャニと錦戸が同日に公演を行うのは全日程中、11月20日の1日のみ。関ジャニは熊本で、錦戸はホームでもある大阪で公演します。

 関ジャニと錦戸の公演日がかぶらなかったのも錦戸からの配慮があったからかもしれません。ただ気になるのは錦戸のライブ会場です。Zepp TokyoやZepp Osaka、豊洲PITといったライブハウスは、多くのアーティストがライブを行う人気の会場。数か月前になって会場を押さえることは難しく、通常は、1年以上前に日程を組む必要がある。というか数か月前に急遽押さえるのは絶対に無理な会場ですね」(レコード会社関係者)

 グループ脱退と事務所からの退所について、関ジャニの6人は2018年9月頃から何度も話し合いを重ね、今年の3月に結論を出したと報じられている。

「そう考えると、3月に結論を出す前から、錦戸は退所後のソロ活動に向けて具体的に動いていて、ライブ会場も押さえていたということになります。錦戸のツアーのチケットは立ち見が8000円、関ジャニが8700円とほぼ同価格。公演会場の規模は錦戸のほうが大きいところもあります。今回関ジャニは、47都道府県を回り、ファンと会うことを目的としています。だから単純な集客人数を比べるのは違うでしょうが、錦戸はソロ活動に向けてかなりの準備と自信を持って臨んでいることがうかがえます」(前出のレコード会社関係者)

 錦戸がソロ活動にあたって参考にしたとされる、元KAT-TUN赤西仁(35)も、今年のツアーで、新潟県民会館や東京国際フォーラムなど、大箱を回っている。

「この点なども赤西に相談したのかもしれません。赤西は10月1日、錦戸のソロ活動スタートにあたって、自身のツイッターを更新し、“亮ちゃんFANの皆様お誕生日おめでとうございます!”とメッセージを送っているぐらいですからね。同じく、元関ジャニの渋谷すばる(37)は、ソロになってからツアーをやっていませんが、どんな日程、規模でやるのか気になるところです」(前同)

 9月30日の脱退、退所の翌日に芸能活動を再開させた錦戸を歓迎する声もある一方、「アルバムリリースとツアーが直近に決まっているなんて、1年以上前から計画していたとしか思えない」「用意周到すぎて残された関ジャニメンバーに喧嘩売ってるみたい」といった批判の声も上がっている。

 ジャニーズ事務所を離れた錦戸が、今後どのような活躍を見せるのか注目が集まる。

あわせて読む:
・錦戸亮、ジャニーズ退所直後のインスタ開設に「始動が早すぎて...」
・ポスト関ジャニ∞「関西J」なにわ男子、Lilかんさい、Aぇ!groupの実力
・関ジャニ∞、マツコも絶賛する「安田メインボーカル」の「期待と不安」