乃木坂46
※画像は『乃木坂工事中』(テレビ東京系)公式サイトより

 この日の企画は、「1カ月くらいでコレやります!乃木坂46みんなの目標発表会2019」の前半。これまで2014年(『乃木坂って、どこ?』にて)、2016年と過去2度にわたって行われてきた、メンバーが自分で掲げた課題を1か月間練習し、その成果をスタジオで発表するという乃木坂46の伝統ともいえる企画で、今回は田村と伊藤の2人が練習成果を発表する様子が放送された。

 トップバッターの田村真佑は、ビリヤードの「トリックショット」に挑戦。ビリヤード経験が全くなく、キューを初めて触るところからスタートした田村だったが、本番ではバナナマンや先輩メンバーが見守るなかで高い集中力を発揮し、3種類のトリックショットを見事成功させた。

 特に最後に挑戦した「チューブショット」は、練習の段階では1回しか成功していなかったそうなのだが、それを1発で成功させたことにはパフォーマーとしてのポテンシャルの高さを感じずにはいられない。これには1期生の白石麻衣も思わず、「感動しました! 本番にほんとに強い子だなって」と田村のことを絶賛していた。

 一方で、伊藤理々杏が挑戦したのは「高難度のアクションシーンを完成させる」という課題。スタント・アクション界の重鎮と呼ばれている柴原孝典の指導のもと1か月間アクションの訓練をした伊藤は、VTRとスタジオ生披露の2つの方法で練習の成果を披露する。

 こちらは田村とは打って変わって、伊藤が悪役たちを1人で倒していく様を楽しむという多少面白要素の混じった成果発表となったが、判定は見事合格。特にVTRのアクションシーンでは、4期生の掛橋沙耶香が銃弾を避ける伊藤に感情移入をするあまり泣き出してしまったほどだった。

 これらの練習が「真夏の全国ツアー」などで忙しい夏の間に行われていたことを考えると、2人は相当な努力をしたに違いないだろう。

(文・鎌形剛)

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