堺雅人
堺雅人

「やられたらやり返す、倍返しだ!!」のセリフで一世を風靡したドラマ『半沢直樹』(TBS系)の続編が、来年4月クールに放送される。

『半沢直樹』といえば、2013年7月クールで放送され、平均視聴率は28.7%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。最終回は平成のテレビドラマで最高となる42.2%、瞬間最高視聴率は46.7%と、『NHK紅白歌合戦』並みの視聴率を記録し、社会現象にもなった国民的ドラマだ。

「TBSは続編を制作するため、主演を務める堺雅人(46)や所属事務所と、数年にわたって交渉を重ねてきたといいます。それが東京五輪の開催年でもある2020年に実現できるとあって、TBSやドラマ関係者はかなり気合が入っているようです」(制作会社関係者)

 10月17日発売の『女性セブン』(小学館)では、来年4月の本放送に先駆けて、年末年始に『半沢直樹』のスペシャルドラマが放送されることになると報じている。

 記事によると、スペシャルドラマはまだ企画段階だが、前作の総集編ではなく、来年4月に放送される続編のプロローグのような内容になる可能性が高いという。

 だが、ここにきてその特番ドラマが危機を迎えているというのだ。ドラマ関係者は話す。 

「年末年始放送となれば、さすがに11月にはクランクインしなければいけないところ。しかし、堺サイドが、スペシャルドラマへの出演許諾書にまだハンコを押していないという話なんです。そのため、共演者やスタッフが困惑していると聞こえてきています。おそらくOKを出さないのは出演を渋っているということではなく、自身の代表作ということもあり、堺サイドとしても納得できる内容にしたいと考えているからではないでしょうか。

 たとえ特番でも、一切手は抜きたくない。脚本やキャスティングなど、細部にわたってしっかりと詰めておきたいということなんだと思います。ただTBSとしても『半沢直樹』のスペシャルドラマは、年末年始の目玉中の目玉。堺サイド、TBSの双方が課題を解決して、撮影、そして放送にこぎつけてくれるはずですよ。何があっても白紙になんて絶対にできない案件ですよ」

 堺のこだわりが詰まった年末年始特番、そして来年4月の続編は、面白さも「倍返し」になるに違いない!

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