１１月３日（日）深夜にテレビ東京系列で放送された欅坂４６の冠バラエティ番組『欅って、書けない？』で、１期生の原田葵がクイズ王を打ち負かした。
この日の企画は、「得意ジャンルでクイズバトル クイズ王リベンジマッチ」の前半戦。約４か月前に欅坂４６とのクイズ対決に負け、リベンジに燃える東大クイズ王・伊沢拓司と２度目のクイズ対決をする企画だったのだが、前半戦のこの回ではメンバーと伊沢が一進一退の攻防を繰り広げていた。
このクイズ対決のポイントは、出題されるクイズのジャンルを欅坂４６メンバーが自由に決められるところ。そのため各メンバーは「ちびまる子」や「福岡ローカルＣＭ」など、自分の得意分野を出題ジャンルに選んで伊沢に挑んでいたのだが、そんななかでジャンル選びの段階から作戦を練り、その結果見事伊沢に勝利していたのが１期生で現役大学生の原田葵だ。
原田が出題ジャンルに選んでいたのは「アフリカ史」。そのマニアックさに伊沢も対決前から動揺していたほどだったのだが、原田は「アフリカ史」を選んだ理由について「（世界史でも）ヨーロッパとか中国だと負けるなと思ったので」とコメントしていた。
普通ならジャンルを「世界史」としてしまうところ、伊沢に対抗するためにあえて「アフリカ史」に絞ったというのだ。そして原田は肝心のクイズでも「１８４７年、アメリカで解放された奴隷たちが建国し『自由』を意味する国名となった西アフリカの国はどこ？」（正解「リベリア共和国」）という問題に見事正解。伊沢を負かし、欅坂４６チームに貴重な１０ポイントを与えたのだった。
原田といえば、２０１８年５月に学業専念を理由に活動休止し、今年７月に復帰するやいなや「欅坂４６学力ランキング」の回で２代目インテリ女王に輝いた、グループ随一の頭脳を持つメンバーだ。
ここ最近では坂道シリーズの先輩にあたる乃木坂４６・山崎怜奈が『Ｑさま』（テレビ朝日系）などのさまざまなバラエティ番組で活躍しているが、将来的には原田が欅坂４６の「インテリ担当」としてソロで活躍している可能性も十分に有り得るだろう。まずは原田の次週の活躍に期待しよう。
（文・鎌形剛）
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