11月10日(日)深夜にテレビ東京系列で放送された欅坂46の冠バラエティ番組『欅って、書けない?』で、欅坂46メンバーが「音楽力」を発揮した。
この日の企画は、「得意ジャンルでクイズバトル!クイズ王リベンジマッチ」の後半戦。約4カ月前に欅坂46とのクイズ対決に負け、リベンジに燃える東大クイズ王・伊沢拓司と2度目のクイズ対決をする企画の後半戦だったのだが、この回ではメンバーがそれぞれの得意ジャンルで点数を稼ぎ、最後は伊沢を返り討ちにしていた。
なかでも特に活躍をしていたのが、「吹奏楽」ジャンルで2問中2問とも正解していた、元吹奏楽部で1期生の小林由依、上村莉菜、2期生の関有美子、藤吉夏鈴の4人だ。
問題の内容は「今から流れてくる音が何の楽器か当ててください」という楽器の音当てをするものだったのだが、1問目では小林がトロンボーンの音を聴くとそれが金管楽器のどれかであることをすぐに見抜き、伊沢との押し合いになるものの正解する。
さらに2問目では、『けやかけ』初期から「トランペットが吹けない」キャラでイジられていた上村がフルートの音を聴き分けて1発で正解。これにはMCの土田晃之も「上村カッコイイ! 初めて本当に吹奏楽部だったんだと思った!」と彼女のことを称賛していたのだった。
この「吹奏楽」の問題は他のジャンルと違い、「耳」の良さが勝負を分けた。楽器の音を聴き分ける能力は、それこそ子供の頃から音楽に触れ続けていなければ身に付けられるものではない。メンバーの「音楽力」がクイズ王の「知識」に勝った瞬間だった。
(文・鎌形剛)