日向坂46
※画像は『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)公式サイトより

 11月10日(日)深夜にテレビ東京系列で放送された日向坂46の冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう』で、1期生の齊藤京子が番組の方向性について一石を投じた。

 この日の企画は、「クレーム続出!この際だから言っておこう!」の前半。メンバーから集められた番組やMC、他のメンバーに対するクレームを番組向上のために徹底討論するというもので、この回では「イスが座りづらい」「好きな体勢で収録させて!」「お弁当にサラダを入れて!」といったクレームが発表されていたのだが、そんななかで齊藤から出ていたのが「アイドルらしい企画をもっとやって!」というクレームだった。

 齊藤はMCのオードリーに『ひな会い』の最近の企画について、「私たちの番組ってキン肉マンとか野球ネタとか、もはやアスリート系か中年男性向け用じゃないですか?」と主張し、女性ファンにも向けたカワイイ企画をするように考えてほしいと詰め寄る。それに対し若林正恭が「お前そんなにキン肉マンと野球にムカついてたの?(笑)」と言うと、齊藤は臆することなく「はい!」と笑顔で答えていた。

 その後、他のメンバーの意見も聞くために若林が17人いるその日のスタジオメンバーに「キン肉マンの企画をやめた方が良いと思っている人手を挙げて」と言うと、佐々木久美松田好花以外の15人が手を挙げるという結果に。さらに野球についての同じ質問でも7人が手を挙げていたため、その結果を受けて今後はメンバーとオードリーがお互い知らないジャンルを教え合いながら切磋琢磨していくという方向で話が落ち着いたのだった。

 この討論はあくまで番組の企画として出演者同士の間で交わされたものだったが、果たして『ひな会い』のスタッフはこの齊藤のクレームを受けて番組をどう変えていくのか。今後が気になる展開となった。

(文・鎌形剛)
 

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