都塚寧々(tipToe.)
都塚寧々(tipToe.)

日記と詩 三十五度九分の日々 第21回

“みんなで青春しませんか”がコンセプトのアイドルグループtipToe.。そのメンバーの一人、都塚寧々さんが綴る日記と詩の連載、21回目は日記の公開です。

9.16

 脳みそにクラゲを飼っています。

 クラゲになる日も近い。

9.21

 サンリオピューロランドでつみりんの生誕祭があった。つみりんがファンの方から花冠を被せてもらう瞬間はお姫様のようだった。つみりんが幸せそうで幸せになった。一緒に夢日和を踊ってくれたポチャッコも一挙一動が可愛くって、みんな顔がゆるゆるだった。素敵な生誕祭だった。

9.25

 好きなバンドの新譜が今日発売された。良すぎて私の語彙力がマイナス5億になった。音楽があるんだから語彙で表さなくてもいいか…。

 暫く固まっていたし、鳥肌も止まらなくて、かなり興奮している。ざわざわしてる。「音楽を聴いて鳥肌が立つのは一部の人間だけ」という記事を少し前に読んだけれど本当かな。そんなことはどうでもいいんだけど。こんなに心臓を掴んでくる音楽に出会うことができて嬉しい。うわ、なんだこれ

 とにかく、好きなアルバムに出会えました。

9.27

 夏も終わったというのに本日2本目のアイスを食べている。

9.28

 

 曼珠沙華を見に行った。小さい頃、「彼岸花」という呼び名を知る前、おばあちゃんに「曼珠沙華」という名前を教えてもらった。

 真っ赤で綺麗だった。

9.29

 ダンスレッスンだった。ダンスって頭も身体も使うし、本当に難しいな。頭で考えると余計にわからなくなってくるけど何となくやってもいけないね

10.5

「ギュウ農フェス秋のSP」メインステージのトリ。未だに実感がないけれど、この状況が当たり前じゃないことはわかる。応援してくれている方がいるからこその今日だった。「連れてきてくれて有難う」と言われたけれど、私たちがみんなを連れてきたんじゃなくて、みんなで一緒に来たという感覚だった。

10.9

 新曲の練習や、既存曲の細かい直しをした。頭ではやってるつもりなのに体では出来ていなかったり、間違えに気付けていなかったりしていた。

10.10

 やっぱりフィクションが好きだな。漫画を読んだ後や映画を観た後によくそう思う。「フィクション」が好きというか、「作品」が好きなのかも。

10.13

tipToe. 7th ワンマン「MUSIC」

 前日の台風の影響で開催の可否が長い間わからなかったのにも関わらず、たくさんの方が足を運んでくださって有り難かった。つみりんがMCで言っていたように、1曲目の「The Curtain  Rises」の最初の振りで顔を上げて初めてフロアを観たとき、たくさんの人がいて嬉しかった。バンドセットならではの演出や新曲もあって、盛り沢山なワンマンだった。ワンマンライブに来てくれた方、行きたかった方、関わってくださったみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。

10.20

 あみちゃんの生誕祭。あみちゃんの人柄があってこその今日の雰囲気だったと思う。本当にみんな幸せで良い生誕祭だった。

 ライブが終わった後、楽屋でメンバーと現体制でやる生誕祭、今のが最後じゃん!という話をした。1月2月3月、8月9月10月と生誕祭が続いてたからもうないの寂しいなあ。楽しかったな。

10.23

 思い出せないことが多い。友達の誕生日も思い出せなくなっちゃったらどうしよう

10.26 

 tipToe.2回目の女性限定ライブ。みんな可愛かったな…

10.27

 新潟の学園祭。体育館でのライブと教室での特典会がtipToe.のコンセプトにすごく合っていて、私がもしtipToe.のメンバーではなくファンだったとしたら、絶対に嬉しい。学校の方から色紙をいただいてとても嬉しかった。

10.28

 今日のライブは力みすぎてしまった。

10.29

 帰り道は金木犀がたくさん散っていたし、家では床暖房をつけ始めた。

11.4

 メンバーみんなでとある撮影をした。完成するのが楽しみだしはやくみんなに見せたい。

11.5

 nuanceさん、クロスノエシスさん、RAYさんと最後の4マンライブ。全組大好き。

 現体制中にもう対バンしないグループもいるかもしれないと思うと寂しくなった。

11.6

 nuanceさんとのツーマンライブはもはやワンマンライブだった。交互に出演したり、演出が色々あったり、ミライサーカスに参加させていただいたり、本当に楽しかった。

11.10

 初の京都遠征。朝早いのにたくさんの方が来てくれたこと、楽しみにしていてくれたこと、フラスタを出していただいたこと、どれも嬉しかった。現体制のtipToe.を観るのが今日で最後だったという方が何名かいた。もうそんな時期になったんだね

日記と詩 三十五度九分の日々

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