日向坂46
※画像は『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)公式サイトより

 12月15日(日)深夜にテレビ東京系列で放送された日向坂46の冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう』で、メンバーがオードリー・若林正恭の結婚をお祝いした。

 この日の企画は、日向坂46の3rdシングル『こんなに好きになっちゃっていいの?』リリース時に公開された「ひなたの告白」のパロディとして、番組オリジナルのカミングアウト動画を撮影した「こんなに言っちゃっていいの?#ひなたのカミングアウト」企画の後半。今回も日向坂46メンバーの様々なカミングアウトでスタジオが盛り上がっていたのだが、そんななか番組の最後には11月22日に電撃婚をした若林正恭の結婚をメンバーがお祝いするシーンもあった。

 印象的だったのは、その時のオードリーとメンバーのやりとりだ。まず番組終盤で春日俊彰が「では最後に、どでけぇカミングアウトをした人がいます」と言うと、スタジオにいたメンバーは「誰?誰?」と誰のことなのか分からないフリをしていた。

 次に春日から「11月22日に起きたビッグサプライズです!」というヒントが出されると、メンバーはそれが何のことなのか知っているにも関わらず「イモトさんが結婚しました」(加藤史帆)、「安藤なつさん!」(佐々木久美)、「病院関係の方と…」(富田鈴花)、「橋本マナミさん!」(松田好花)と分からないフリをして若林をイジリ、「切るならすぐ切ってくれ!」とツッコませるというオードリーとの即興ミニコントをしていたのだ。

 さらにその後にはメンバーがサプライズで大きなケーキを持ってきたのだが、そのケーキにも「嫁がNO.1」「ひいきをやめないで」と書かれてあったり、若林の結婚相手の年齢と同じ数のバスケットボール型デコレーションが乗せられていたりと、そこでも若林のことを存分にイジっていたのだった。

 アイドル番組の多くはバラエティの先輩であるお笑い芸人がMCを務めているが、日向坂46はオードリーはもちろんのこと、小籔千豊(『HINABINGO!』MC)が相手でも、自分達からイジり返せるような関係性を数ヶ月という短い期間で作り上げていた。バラエティ番組に出る上で「共演者といかに早く仲良くなれるか」という点はとても重要だが、これはアイドル界でも「ハッピーオーラ」をモットーにする日向坂46にしか出来ない芸当であるといえるかもしれない。

(文・鎌形剛)
 

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